全米映画ランキング : 2001年9月21日~2001年9月23日

全米映画ランキング:2001年9月25日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2001年9月21日~2001年9月23日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Hardball
「ハードボール」

Paramount
(ギャガ/ヒューマックス)

2,210 2 8,058,338 19,280,569
2 4

The Others
「アザーズ」

Miramax
(ギャガ/ヒューマックス)

2,801 7 5,083,004 80,084,619
3 2

The Glass House
「ザ・グラスハウス」

Sony
(ソニー)

1,591 2 4,407,767 11,661,890
4 3

The Musketeer
「ヤング・ブラッド」

Universal
(ヘラルド)

2,500 3 3,549,955 22,671,145
5 6

Rush Hour 2
「ラッシュアワー2」

New Line
(ギャガ/ヒューマックス/松竹)

2,129 8 3,520,978 215,615,683
6 5

Two Can Play That Game

Sony

1,308 3 3,212,217 18,188,869
7 8

Rat Race
「ラット・レース」

Paramount
(松竹)

2,417 6 2,939,170 51,524,950
8 10

Rock Star
「ロック・スター」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,162 3 2,933,530 15,125,632
9 7

Jeepers Creepers
「ジーパーズ・クリーパーズ」

MGM/UA
(ギャガ/ヒューマックス)

2,576 4 2,774,511 33,565,670
10 9

American Pie 2

Universal

2,117 7 2,688,600 139,657,509

キアヌ最新作がV2。マライアの新作は圏外デビューに

米4大ネットワーク共同製作による「トリビュート・トゥ・ヒーローズ」は大いに盛り上がったが、全米の映画館は相変わらずテロの影響で華やかさに欠ける様子。前週と変わらず、首位はキアヌ・リーブス主演のベースボール・ドラマ「ハードボール(原)」。製作費2100万ドル(約25億円)のこの作品、最終的な興収は5000万ドル(約58億円)程度が見込まれており、スタジオとしてはなかなかの商いとなった。2位の「アザーズ(原)」は、7週目のランクインでしぶとく順位を上げてきた、ニコール・キッドマン主演のサスペンス・ホラー。ひょっとすると1億ドル突破もあり得るところ。3位以下の作品では、日本でもようやく公開された「ラッシュアワー2」の健闘が目立つ。昨年の「M:I-2」の記録を破って、歴代29位まで上ってきた。そして、先週の「ニュース&噂」でお伝えしたように、大化けもあり得ると思われたマライア・キャリーの新作「グリッター」は、残念ながら11位止まり。内容的には「癒し系」なのだが、あまりにも作品の評価が低すぎたということだろう。今週末は、スティーブン・キング原作、「シャイン」のスコット・ヒックス監督、アンソニー・ホプキンス主演の「Hearts in Atlantis」などが公開。平常時のボックスオフィスに戻るのか?

2001年9月25日更新 藤井竜太郎

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