全米映画ランキング : 2000年9月22日~2000年9月24日

全米映画ランキング:2000年9月26日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2000年9月22日~2000年9月24日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Urban Legends: Final Cut

Sony

2,539 1 8,800,000 8,800,000
2

The Exorcist: The Version You've Never Seen
「エクソシスト/ディレクターズ・カット版」

Warner Bros.
(ワーナー)

664 1 8,500,000 8,800,000
3 8

Almost Famous
「邦題未定」

Dreamworks
(ソニー)

1,193 2 7,000,000 10,300,000
4 3

Bring It On

Universal

2,457 5 4,200,000 55,900,000
5 1

The Watcher
「ザ・ウォッチャー」

Universal
(ギャガ/ヒューマックス)

2,777 3 3,600,000 22,700,000
6 2

Bait

Warner Bros.

2,352 2 3,400,000 10,600,000
7 4

Nurse Betty

USA Films

1,491 3 3,300,000 18,100,000
8 5

Space Cowboys
「スペース・カウボーイ」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,170 8 2,200,000 85,100,000
9 7

What Lies Beneath
「ホワット・ライズ・ビニース」

Dreamworks
(フォックス)

1,819 10 2,200,000 148,500,000
10

Woman On Top
「ウーマン・オン・トップ」

Fox Searchlight
(フォックス)

1,085 1 1,900,000 1,900,000

新旧ホラー映画が1位、2位に君臨!

日本では、つい先頃公開された「ルール (原題:Urban Legend)」の続編が初登場で首位。前作とは脚本家のみが共通で、監督やキャストは全取っ替えとなっている。読んで字のごとく、都市伝説がテーマのホラー。そしてホラーといえば、その原点ともいうべき「エクソシスト/ディレクターズ・カット版」が見事に2位ゲット。スクリーン数は660館あまりという小規模公開ながら、凄まじい稼働率で大穴ヒットとなった。日本でも、26年ぶりに10月7日から公開される。未公開シーンもたっぷりなのでお見逃しなく。続いて3位には、批評家絶賛のキャメロン・クロウ監督作「Almost Famous」が予定通り浮上。スクリーン数を一気に9倍に増やし、5ポイントアップとなった。全米配給のドリームワークスは、今週末さらに500スクリーンを追加して、一層の拡大を目論んでいる。全般的に、前週よりはやや活気を取り戻してきた全米ボックスオフィスではあるが、まだ、オリンピックの影響が残っているような感じ。いずれにせよ、向こう1カ月ぐらいはこれといった大作もなく、数字は静かに推移することだろう。

2000年9月26日更新 藤井竜太郎

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