
毎回、話題の新作映画を厳選してお届けするeiga.com特別試写会。今回は、太宰治生誕100周年記念映画「パンドラの匣」をお届します。本作の試写会に50組100名様をご招待いたします!
生誕100年記念で映画化が続く太宰治の小説の中で
最もポップな青春小説を完全映画化!

生と死を見つめ続けた太宰治の青春小説を瑞々しく映画化! 暗雲立ち込める戦時下の日本、片田舎で結核を患った少年ひばりは、いつも死ぬことばかりを考えていたが、その戦争が突然終わりを告げた……。
終戦後、結核療養のため山里の健康道場に入ったひばりは、「新しい男」に生まれ変わることを目指す。少し風変りなその道場で、美人看護士への甘酸っぱい想いを抱え、おかしな療養者たちに囲まれながら、ひばりは少しずつ生きる活力を取り戻して行く。
主人公ひばりを演じるのは、期待の16歳・染谷将太。ひばりを気にかける看護士長の竹さん役には、本作が映画初出演となる芥川賞作家の川上未映子。そのほか仲里依紗、窪塚洋介ら個性的なキャストが集った。監督は「パビリオン山椒魚」の冨永昌敬。“パンドラの匣”の中に残ったものは“希望”と書かれた小さな石だった、というギリシャ神話にも通じるポジティブな世界観は、時代を超えた物語として鮮やかに映し出される。太宰文学にしては珍しく、明るい物語を映画化した作品である。
終戦直後。青年は恋と友情と未来に悶々としながら「新しい男」をめざす

太平洋戦争中、体の弱さから自分を余計者だと思い込んでいた青年・ひばり。終戦を機に「新しい男」に生まれ変わったと感じ、山の中にある結核療養所「健康道場」へ入る。
そこは少し風変わりで不思議な道場。屈伸運動にブラシのマッサージ。塾生も助手も、お互いにあだ名で呼び合い、「がんばれよ」と声をかけられたら「よしきた」と答える決まりがある。一緒に暮らすのは、仕事熱心な婦長の竹さんに看護婦のマア坊。インテリ大学生の固パン、お調子者のかっぽれ、最年長の越後獅子…。ひばりはそんな道場の生活や日々の思いを、先に退院した詩人のつくしに、手紙でまめに伝えるようになって行く。
そんなある日、ひばりの手紙から竹さんに興味を持ったつくしが、道場を訪れる。久し振りの再会を楽しむ中、初めて竹さんを見たつくしは、ひばりの予想に反して彼女をすごい美人だと言い始める……。






