ローレンス・ブロック : ウィキペディア(Wikipedia)

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ローレンス・ブロックLawrence Block、1938年6月24日 - )は、アメリカ合衆国の小説家。主にサスペンス、探偵小説を手がける。

来歴

ニューヨーク州バッファロー出身。1960年よりペーパーバック・ライターとして娯楽小説にて作家デビュー。作品はニューヨークを舞台にしたものが多く、主人公も探偵、空き巣、殺し屋など様々な設定がある。中でも、「マット・スカダー・シリーズ」と「泥棒バーニー・シリーズ」で人気を集めた。『倒錯の舞踏』でMWA賞最優秀長篇賞、『死者との誓い』でPWA賞最優秀長篇賞を受賞。

「ローレンス・ブロックのベストセラー作家入門」(原題はTelling Lies for Fun & Profitで、直訳すると「おもしろくて得をする嘘をつくこと」)は、エンターテインメント小説の書き方の解説書であるだけでなく、彼の小説論・作家論が書かれており、彼の作品をよりよく読み理解するためにも、大変参考になる。

2007年公開の『マイ・ブルーベリー・ナイツ』では同作品の監督ウォン・カーウァイと共に脚本を手掛けた。

主な作品

長篇

  • 『緑のハートをもつ女』 The Girl with the Green Heart(1965)
  • 『怪盗タナーは眠らない』 The Thief Who Couldn't Sleep(1966)

マット・スカダーシリーズ

  • 『過去からの弔鐘』 Sins of the Fathers(1976)
  • 『冬を怖れた女』 In the Midst of Death(1976)
  • 『1ドル銀貨の遺言』 Time to Murder and Create(1977)
  • 『泥棒は詩を口ずさむ』 The Burglar Who Liked to Quote (1979) - ネロ・ウルフ賞受賞
  • 『暗闇にひと突き』 A Stab in the Dark(1981)
  • 『八百万の死にざま』 Eight Million Ways to Die(1982) - PWA最優秀長篇賞
  • 『聖なる酒場の挽歌』 When the Sacred Ginmill Closes(1986)
  • 『慈悲深い死』 Out on the Cutting Edge(1989)
  • 『墓場への切符』 A Ticket to the Boneyard(1990)
  • 『倒錯の舞踏』 A Dance at the Slaughterhouse(1991)- MWA賞最優秀長篇賞
  • 『獣たちの墓』 A Walk Among the Tombstones(1992)
  • 『死者との誓い』 The Devil Knows You're Dead(1993)
  • 『死者の長い列』 A Long Line of Dead Men(1994)
  • 『処刑宣告』 Even the Wicked(1996)
  • 『皆殺し』 Everybody Dies(1998)
  • 『死への祈り』 Hope to Die(2001)
  • 『すべては死にゆく』 All the Flowers Are Dying(2005)

泥棒バーニーシリーズ

殺し屋ケラーシリーズ

  • 『殺し屋』 Hit Man(1998)- 連作短編集
    • 名前はソルジャー Answers to Soldier(1990)
    • ケラー、馬に乗る Keller on Horseback(1994)
    • ケラーの治療法 Keller's Therapy(1993)- MWA賞最優秀短編賞
    • 犬の散歩と鉢植えの世話、引き受けます Keller's Dog (Dogs Walked, Plants Watered)(1994)
    • ケラーのカルマ Keller's Karma(1995)
    • ケラー、光り輝く鎧を着る Keller in Shining Armor(1995)
    • ケラーの選択 Keller's Choice(1998)
    • ケラーの責任 Keller on the Spot(1997)- MWA賞最優秀短編賞
    • ケラーの最後の逃げ場 Keller's Last Refuge(1997)
    • ケラーの引退 Keller in Retirement(1998)
  • 『殺しのリスト』 Hit List(2000)
  • 『殺しのパレード』 Hit Parade(2006)
  • Hit and Run

短篇集

  • Sometimes They Bite(1983). 邦訳『ローレンス・ブロック傑作集1 おかしなことを聞くね』 田口俊樹・他訳、早川書房〈ハヤカワ文庫〉、1992年。
    • 食いついた魚
    • 成功報酬
    • ハンドボール・コートの殺人
    • 道端の野良犬のように
    • 泥棒の不運な夜
    • 我々は強盗である
    • 一語一千ドル
    • 動物収容所にて
    • 詩人と弁護士
    • あいつが死んだら
    • アッカーマン狩り
    • 保険殺人の相談
    • おかしなことを聞くね
    • 夜の泥棒のように
    • 無意味なことでも
    • クレイジー・ビジネス
    • 死への帰還
    • 窓から外へ
  • Like a Lamb to Slaughter(1984). 邦訳『ローレンス・ブロック傑作集2 バランスが肝心』 田口俊樹訳、早川書房〈ハヤカワ文庫〉、1993年。
  • Some Days You Get the Bear(1993). 邦訳『ローレンス・ブロック傑作集3 夜明けの光の中に』 田口俊樹訳、早川書房〈ハヤカワ文庫〉、1994年。

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2009/05/30 07:26 UTC (変更履歴
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