ラサール石井 : ウィキペディア(Wikipedia)

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ラサール石井 の Wikipedia

ラサール 石井(ラサール いしい、1955年10月19日 - )は、日本のお笑いタレント、俳優、声優、演出家である。本名、石井 朗夫(いしい あきお)。旧芸名、石井 章雄=読みは本名と同じ。血液型はO型。愛称は「チクリ(関西弁で「密告者」の意味)」「ラサール」。大阪府大阪市住吉区出身。事務所は石井光三オフィス所属。

来歴

実家は惣菜屋。1970年代から80年代にかけ、関西において伝説的な存在であった学習塾『入江塾』で受験勉強をし(よく遅刻していたので住込みで通っていた)、灘高校に落ち私立ラ・サール高等学校(鹿児島県鹿児島市に所在)に合格。東大に落ち早稲田大学第一文学部仏文学科在学中に劇団テアトル・エコー養成所に入所。また、同大ミュージカル研究会にも所属していた。その後、養成所で一期下の渡辺正行小宮孝泰と共に、コント赤信号を結成。芸能活動の為大学は中退。

1990年代にテレビ朝日系列で放送されたテレビ番組『目撃!ドキュン』では、田中律子と共に司会をしていた。また、 サンテレビの深夜番組『おとなのえほん』の司会を務めた事もあった。一方で、クイズ番組の常連解答者として、TBSテレビ『オールスター感謝祭』等数多くの番組で優勝経験を持つ。かつて『たけし・逸見の平成教育委員会』では、同郷出身の辰巳琢郎と共に優等生として活躍した。辰巳とは、後にキリンビール「秋味」のCMや決戦!クイズの帝王でも共演している。

1996年から放送されたテレビアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では主人公の両津勘吉の声を担当している。同作品の舞台でも同じく両津役として出演。ただし、それ以外の役ではほとんど声優の仕事をしていない。

両津役のパロディなのか、テレビ朝日のドラマ『生きる』でも巡査役で出演。こちらは笑いの要素の無い真面目で落ち着いた演技を見せた。

また、2009年放送のドラマ版こち亀では両津の父親、両津銀次で出演することが決定した。当初は両津勘吉役でオファーが来たが本人が断り、香取慎吾に決定したという経緯がある。

2004年4月から2005年3月25日までTBS系列放送のテレビ番組『ウォッチ!』に新聞コーナーの編集長として出演(月曜日 - 金曜日)し、2005年3月28日からはTBSの夕方の顔として『イブニング・ファイブ』(月曜日 - 金曜日16:54 - 18:55)に出演していたが、2006年3月に番組を卒業した。理由として舞台演出家としての仕事が好調で両立が困難なためとしている。2007年度からは、イブニング・ファイブと同じ時間帯(14:00 - 17:50)に、毎日放送(TBS系列)で関西ローカルとして放送されている「ちちんぷいぷい」に月1レギュラーとして出演している。

舞台・演劇活動にも力を入れ、喜劇俳優に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。主な作品は、舞台版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』や、日本音楽事業者協会創立40周年記念ミュージカル『スター誕生』等。

年に1度行われるイベント『M-1グランプリ』には、2001年の初回からずっと審査員を務めている(2006年、2008年は除く…石井の代わりに出演したのは2006年は南原清隆、2008年は渡辺正行)。

人物

  • 小学生の時に母と写っていて、しかも母の隣で微笑んでいる写真が一時期ネタにされていた。また、その写真がカレンダーになったこともある。
  • ビビる大木にインタビューされたとき、最初に両津勘吉巡査長の声を披露したことがあった。
  • 学生時代に上京し東京で芸歴を積んできたこともあり、大阪出身であるにも関わらず、全国ネットの放送では標準語で話すことが多い。ただし、関西芸人と共演するとき(明石家さんまなど)や関西ローカルの番組に出演するときなどには、関西弁を使う場面が見られる。
  • 名古屋ローカル番組『ヴィヴィアン』の本番終了後、麻木久仁子等スタッフ達と一緒にホテルの部屋で夜通しクイズの合宿をしていたことから、麻木からはクイズの師匠と呼ばれている。
  • 1991年の初め頃に、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』のハガキコーナーで ハガキを持ってくるアシスタントとして1度だけ出演した事がある。
  • 所属事務所の社長である石井光三のモノマネを『オレたちひょうきん族』のコント内で一時期多用していた。
  • 一時期芸に悩み、コント赤信号を脱退する旨を石井社長に伝えたが、石井社長は甲高い声で「そうか?ほなやめたらええがな!その代わりラサール高校からオモロイ奴一人連れて来てーな!そしたらそいつをラサール佐藤とかにして赤信号に入れるがな!ほな頼むで!」と明るく言われ、真剣に思い悩んでた自分がバカバカしくなり、脱退を白紙撤回したことがある。
  • 「ひょうきん族」時代の楽屋で付き人を叱責していたが、その格好が「フラワーダンサーズチーム」の黒パンツ一枚で、叱責の間は終始半ケツだったという。
  • 所属する俳優の多くが声優としても活躍するテアトル・エコーの養成所時代に、劇団内での声優の試験を受けたが合格しなかった。
  • 『オレたちひょうきん族』で共演した明石家さんまと仲が良く、さんまの個人事務所「オフィス事務所」にも籍を置いている。また、年末年始にさんまがオーストラリアの別荘に向かう際にも毎年同行している。
  • 並外れた運動音痴でも知られる。さんまがテレビ番組で語った所によると、草野球では外野手のラサールの周囲1メートル以内にフライが落ちた場合は打者はアウトになり、もしフライを捕れたら一気に3アウトになる特別ルールがあるとのこと。さんまのギャグである可能性もあるが、それくらい運動音痴だということであろう。2009年3月の「クイズ!ヘキサゴンII」の放送では、複数回において、そのトラウマや野球対決での運動音痴ぶりを露呈。だが、意外と筋肉質の身体を持っており、同年4月1日放送分の「クイズ!ヘキサゴンII」ではその筋肉を披露。その時に共演していて、更に同番組に不定期出演していたオードリーの春日俊彰になぞらえて「ちっちゃい春日」と呼ばれていた。また、同番組の熱海合宿スペシャルで出演者が問題に関するキーワードの書かれたゼッケンを付け、それにボールを当てるドッジボールを行った際には、ボールを取っても敵チームにパスをしてしまったり、何かとチームの足を引っ張っていたが、ラサールのゼッケンのキーワードは「Ag」であり、ボールには2度当たったが当てた人物が2人とも不正解だったため崎本大海と共に最後まで外野を逃れ見事にラサールのチームは勝利した。その際、島田紳助には「ドッジ最弱やけどコレ(Ag)最強やわ」と笑われた。
  • さぶのモデルをしていた。
  • 『ゴジラシリーズ』などの怪獣映画が大好きで、テレビなどでよく知識などを披露している。
  • 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のアフレコの時は、彼はいつも事前に台本を読まないでアフレコに行っていた。
  • 視力が悪いため、コンタクトレンズを使用していたが、2005年に50歳になる前にレーシック(視力回復手術)を受けた。
  • 『クイズ!ヘキサゴンII』に準レギュラー出演しており、その予選ペーパーテストでは、1位になることが多い。第1解答者としてはずれたのは2007年8月1日放送分(眞鍋かをりと同点のため)と2008年3月26日放送分(松尾貴史と同点のため。渡辺正行も同点)である(両方とも実質3位だが五十音順のため4位)。ちなみに年月現在、通算40回の1位回数(同点を含む)を誇り、番組1位である(2位は山本モナの22回)。また、司会の島田紳助が2008年10月1日の放送で企画し、その後同年12月30日深夜に放送された「日本妄想大賞」では共演者である里田まいとの妄想恋愛のエピソードを披露し、マスターを務めた庄司智春(品川庄司)からハロプロ繋がりという事もあってか、第1回の大賞を受賞した。また、2009年1月21日の放送でも里田を絶賛している。
  • 受験対策で社会科関係をほとんど勉強していないため、地理に関する問題が苦手である。関東の難関中学の入試は「国/算/社/理」の4科目が一般的だが、西日本の難関中学の入試は「国/算/理」の3科目が主流だからである。
  • 実家は帝塚山に在るうどん屋の「帝塚山めん処 いし井」で、近所でも有名な店である。経営管理は実兄が行っている。「ヘキサゴンII」のPKクイズでうどんのメニューが出題された事がある(メンバーの渡辺正行の兄の店の様にうどん屋と無関係なメニューは殆ど無く、メニューが関東と関西では呼び名が違う事があったが、意味が通じていれば良い事になっていた)。
  • 受験関係の著作も多いが、その内容は入江塾時代のものが多い。
  • 無類の女好きで知られる渡辺正行の影に隠れるようになりあまり知られていないが、ラサールも相当なスケベである。1992年の平成教育テレビの深夜お色気コーナー「深夜の保健体育」にて、当初は正式な出演者ではなくたまたまスタジオに立ち会っただけであったが、司会進行役のなぎら健壱にのせられて番組に参加、結果的に最もノリノリで出演していた。
  • TBS系列で放映されたTVドラマ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、当初作者の秋本治が主役の両津勘吉役に「ラサールで」という希望を出したが、固辞したという。(両津の父・銀次役で出演)

出演

バラエティ・情報番組

  • オレたちひょうきん族(1981年 - 1989年、フジテレビ) - レギュラー
  • クイズ!!ひらめきパスワード(1986年 - 1990年・毎日放送制作・TBS) - レギュラー
  • JanJanサタデー(1987年 - 1990年、静岡第一テレビ) - レギュラー司会
  • さんま・一機のイッチョカミでやんす(1989年 - 1990年、日本テレビ) - 準レギュラー
  • PRE★STAGE(1989年 - 1990年 テレビ朝日)
  • たけし・逸見の平成教育委員会(1991年 - 1997年、フジテレビ) - レギュラー
  • おとなのえほん(1991年 - 1992年、サンテレビ) - レギュラー
  • 冒険!ゴジランド(1992年、テレビ東京) - レギュラー
  • 冒険!ゴジランド2(1993年、テレビ東京) - レギュラー
  • 明石家多国籍軍(1994年・毎日放送制作・TBS) - レギュラー
  • 目撃!ドキュン(1994年 - 2002年、テレビ朝日) - レギュラー
  • ぶらり途中下車の旅『伊豆急行線編』(1994年、日本テレビ) - 不定期
  • 明石家マンション物語(1999年 - 2001年、フジテレビ) - レギュラー
  • 明石家ウケんねん物語(2001年 - 2002年、フジテレビ) - レギュラー
  • ウォッチ!(2004年 - 2005年、TBS) - レギュラー
  • イブニング・ファイブ(2005年 - 2006年、TBS) - 準レギュラー
  • ぶらり途中下車の旅『埼京線編』(2007年、日本テレビ) - 不定期
  • クイズ!ヘキサゴンII(2005年 - フジテレビ)
  • ちちんぷいぷい(2007年 - 毎日放送)

テレビドラマ

  • 太陽にほえろ!(1977年、日本テレビ)#275「迷路」(石井章雄名義)   
  • おヒマなら来てよネ!(1987年、フジテレビ) - 大久保毅 役
  • ハロー!グッバイ(1989年、日本テレビ) - 田川優刑事 役
  • 世にも奇妙な物語『不眠症』(1991年、フジテレビ)
  • 土曜ワイド劇場「同居人カップルの殺人推理旅行シリーズ」(1995年 - 1998年、テレビ朝日) - 森田雄太郎 役
  • 異人館通りの聖夜(1995年、MBS)
  • 終らない夏(1995年、日本テレビ)
  • 元禄繚乱(1999年、NHK) - 紀伊國屋文左衛門 役
  • 3年B組金八先生・第5シリーズ(1999年 - 2000年、TBS) - 中野先生 役
  • G-SAVIOUR(2000年、テレビ朝日) - 海外制作の特撮番組。ガーノー役吹き替え
  • 金田一少年の事件簿『露西亜人形殺人事件』(2001年9月5日、日本テレビ) - 桐江純一郎 役
  • てるてる家族(2003年、NHK)
  • 月曜ミステリー劇場「浅見光彦シリーズ19・長崎殺人事件」(2004年、TBS) - 吉田刑事課長 役
  • お台場探偵羞恥心 ヘキサゴン殺人事件(2008年8月6日、フジテレビ) - 本人 役
  • 瞳(2008年、NHK)
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所(2009年、TBS)- 両津銀次 役

テレビアニメ

  • 銀魂(マユゾン(友情出演))
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所(両津勘吉

CM

  • ダイワハウス(外張り断熱の家xevo編)
  • シャープ(日本一短いクイズショー シャープに答えて!)
  • 日清食品(中華食堂 麻婆めん)
  • ナムコ(ラサール石井のチャイルズクエスト)
  • 中外製薬(中外胃腸薬 現在大衆薬事業はライオンに譲渡)

テレビゲーム

  • こちら葛飾区亀有公園前派出所 ハイテクビル侵攻阻止作戦!の巻(両津勘吉)
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所 中川ランド大レース!の巻(両津勘吉)
  • ラサール石井のチャイルズクエスト(ファミリーコンピュータ)発売元:ナムコ。1989年6月23日発売。定価5,500円。
ラサール石井がプロデュースした女性グループ「チャイルズ」を出演させたコンピューターRPGゲーム。ラサール石井自身も作品内に登場する。ただし、ラサール自身はゲーム制作には関与していないとされている。
  • 両さんのボーナス争奪戦

映画

  • ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け(1986年)
  • ボクが病気になった理由(1990年)
  • ロマンス(1992年)
  • ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
  • ガメラ2 レギオン襲来(1996年)
  • パッチギ! LOVE&PEACE(2007年、井筒和幸監督) - 三浦プロデューサー 役
  • おとうと(2010年、山田洋次監督)

Vシネマ

  • 難波金融伝ミナミの帝王12「消えない傷跡」(1999年) - ディスカウントショップ「マルツウ」の婿養子・磯辺 役

舞台

  • こちら葛飾区亀有公園前派出所(1999年) - 両津勘吉 役
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所再演(2001年) - 両津勘吉 役
  • 髑髏城の七人〜アオドクロ(2004年) - 狸穴二郎衛門 役
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所〜海パン刑事の逆襲・檸檬も出るのじゃ!〜(2003年) - 両津勘吉 役
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所〜30周年だよ!おいしいとこ取りスペシャル!!〜(2006年) - 両津勘吉 役

舞台演出

  • 志村魂(2006年) - 脚本・演出
  • 志村魂2(2007年) - 同上
  • 志村魂3(2008年) - 同上

関連項目

  • 日本の声優一覧

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2009/11/28 12:51 UTC (変更履歴
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