マット・デイモン(Matt Damon、1970年10月8日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。 身長178cm。
生い立ち
マサチューセッツ州ケンブリッジにて、マシュー・ペイジ・デイモン(Matthew Paige Damon)として生まれる。父親のケント・テルファー・デイモンは株式仲買人、母親のナンシー・カールソン=ペイジはレスリー大学の教授。フィンランド人、イングランド人、スコットランド人の血を引く。兄のカイルは彫刻家。
マットが2歳の時に両親は離婚し、ニュートンに引越す。1988年に高校卒業後、同年にハーバード大学に進学。
10代の頃より役者を志し、ハーバード大学在学中から端役で映画やテレビに出始め、結局大学は中退した(本人に復学の意思があれば大学に戻れる)。
キャリア
1988年にジュリア・ロバーツ主演の『ミスティック・ピザ』で端役デビュー。1996年には『戦火の勇気』にヘロイン中毒患者の役で出演するため、2日間の撮影のために100日間で18キロの減量を行った。この時の無理な減量のために数年の間、体調を崩すことになるやモデルのブリジット・ホールらと交際。
2005年に『ふたりにクギづけ』撮影中にマイアミで知り合ったアルゼンチン人の女性ルシアナ・ボザン・バロッソと結婚し、彼女の娘(アレクシア)の養父となる。また、2006年6月11日には実子の第一子となる長女(イザベラ)が、2008年8月20日には第二子となる(ジア)が生まれた。
ケンブリッジで隣人として交流のあった歴史家、著述家で社会運動家のハワード・ジン()の自伝的映画『You Can't Be Neutral on a Moving Train』と『民衆のアメリカ史()朗読版』でナレーションを務めている。
第三世界での貧困阻止やAIDS撲滅、ダルフールなどでの大規模な残虐行為の阻止を呼びかけたりと幅広く慈善活動を行っている。
エピソード
- コメディアンのジミー・キンメルが司会を務める米TV番組『Jimmy Kimmel Live!』では、デイモンのことをからかったり茶化したりするのが恒例になっている。
- キンメルが毎番組終了時にその日の出演ゲストに感謝を述べた後、「(この後出演する予定だった)マット・デイモンには申し訳ないが時間が来てしまった」とコメントする定番のジョークがある(『オーシャンズ13』プレミアでも、レッドカーペットを歩く本人を取材のために呼び寄せておいてから同じジョークを決行した)。
- デイモン本人もネタにされるのを楽しんでいる様子で、『ボーン・アルティメイタム』のパロディ予告編(ボーン役だけが番組の太ったメキシコ系出演者に差し替えられた)ではデイモンもボーンとして予告編中に登場し、キンメルに対して悪態をついた。晴れてゲストとして番組に招かれた時には、キンメルが(出演映画のタイトルをひとつひとつ読み上げるなど)デイモンの経歴紹介に延々と時間を費したため、本人が登場した途端にやはり終了時間が来てしまい、スタッフロールの流れる中、キンメルに激怒してセットを出て行った。「本当に怒ったのかも」と多くの視聴者に勘違いさせるほどの鬼気迫る演技であった。
- 2008年1月にはデイモンからキンメルに報復が為された。同番組にキンメルの恋人(当時)のコメディアンサラ・シルバーマンがゲスト出演した時、シルバーマンは「告白することがある」と言い、デイモンとノリノリで"I'm fucking Matt Damon"(「私、マット・デイモンとヤッてるの」)とデュエットするビデオクリップを流す。同ビデオは評判となり、動画投稿サイトなどでも爆発的なアクセス数増加を見せ、同年のエミー賞ではシルバーマンが最優秀オリジナル歌曲賞と編集賞を受賞。ちなみにその後の放送で、キンメルは替え歌として"I'm fucking Ben Affleck"(「僕、ベン・アフレックとヤッてるんだ」)というビデオクリップを流した。アフレック本人を始め、ブラッド・ピット、ロビン・ウィリアムス、キャメロン・ディアス、ハリソン・フォード等、数多くのスターが出演したことで更に話題を呼んだ。
主な出演作品
| 公開年 | 邦題 原題 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1988 | ミスティック・ピザ Mystic Pizza | スチーマー | |
| 1992 | 青春の輝き School Ties | チャーリー・ディロン | |
| 1993 | ジェロニモ Geronimo: An American Legend | ブリットン・デイヴィス | |
| 1994 | ワイルド・メン The Good Old Boys | コットン | テレビ映画 |
| 1996 | グローリー・デイズ~旅立ちの日~ Glory Daze | エドガー | カメオ出演 テレビ映画 |
| 戦火の勇気 Courage Under Fire | イラリオ | ||
| 1997 | グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち Good Will Hunting | ウィル・ハンティング | 脚本 アカデミー脚本賞受賞 |
| レインメーカー The Rainmaker | ルーディ・ベイラー | ||
| チェイシング・エイミー Chasing Amy | ショーン | カメオ出演 | |
| 1998 | ラウンダーズ Rounders | マイク・マクダーマット | |
| プライベート・ライアン Saving Private Ryan | ジェームズ・フランシス・ライアン二等兵 | ||
| 1999 | リプリー The Talented Mr. Ripley | トム・リプリー | |
| ドグマ Dogma | ロキ | ||
| 2000 | 小説家をみつけたら Finding Forrester | スティーブン・サンダーソン | カメオ出演 |
| すべての美しい馬 All the Pretty Horses | ジョン・グレイシー・コール | ||
| バガー・ヴァンスの伝説 The Legend of Bagger Vance | ラナルフ・ジュナ | ||
| タイタンA.E. Titan A.E. | ケール | 声の出演 | |
| 2001 | マジェスティック The Majestic | ルーク | 声の出演 |
| オーシャンズ11 Ocean's Eleven | ライナス・コールドウェル | ||
| ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲 Jay and Silent Bob Strike Back | 本人 | カメオ出演 クレジット表記なし | |
| 2002 | コンフェッション Confessions of a Dangerous Mind | マット | カメオ出演 |
| ボーン・アイデンティティ The Bourne Identity | ジェイソン・ボーン | ||
| きれいな涙 スピリット Spirit: Stallion of the Cimarron | スピリット | 声の出演 | |
| GERRY ジェリー Gerry | ジェリー | 脚本・編集 | |
| 2003 | ふたりにクギづけ Stuck On You | ボブ・テナー | |
| 2004 | Howard Zinn: You Can't Be Neutral on a Moving Train | ナレーター | 声の出演 日本未公開 |
| オーシャンズ12 Ocean's Twelve | ライナス・コールドウェル | ||
| ボーン・スプレマシー The Bourne Supremacy | ジェイソン・ボーン | ||
| 世界で一番パパが好き! Jersey Girl | PR | カメオ出演 日本未公開 | |
| ユーロトリップ Euro Trip | ドニー | 日本未公開 | |
| 2005 | シリアナ Syriana | ブライアン・ウッドマン | |
| ブラザーズ・グリム The Brothers Grimm | ウィル (ヴィルヘルム・グリム) | ||
| 2006 | グッド・シェパード The Good Shepherd | エドワード・ウィルソン | |
| ディパーテッド The Departed | コリン・サリバン | ||
| 2007 | オーシャンズ13 Ocean's Thirteen | ライナス・コールドウェル | |
| ボーン・アルティメイタム The Bourne Ultimatum | ジェイソン・ボーン | ||
| コッポラの胡蝶の夢 Youth Without Youth | テッド・ジョーンズ/ライフ・マガジンのレポーター | カメオ出演 | |
| 2008 | チェ 39歳 別れの手紙 Che: Part Two | シュワルツ | カメオ出演 |
| 2009 | 崖の上のポニョ Ponyo | 耕一 | 声の出演(英語版) |
| インフォーマント! The Informant! | マーク・ウィテカー | 日本公開予定 | |
| Margaret | ミスター・アーロン | 日本公開未定 | |
| インビクタス | フランソワ・ピーナール | 日本公開予定 | |
関連項目
- ハーバード大学の人物一覧
外部リンク
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