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フランス映画ピアニストについて教えて下さい。ブノワマジメルがスキなのでたまたま観たのですがイマイチストーリーが理解できません…ん??ってなりました。二人は一時でも本当に相手を愛していたのか、また最後女性は結局フラれたということなのか、なんで自分を刺したのか、 など気になって気になって眠れません。人それぞれ解釈があるかと思いますがどなたか教えていただけませんか??
質問日時: 2009/10/13 15:54:54
解決日時: 2009/10/20 11:38:36
イザベル・ユペールの主人公は知性的ではあるけど、人間関係や恋愛に関しては非常にナイーブというか、不器用ですよね。(どれくらい不器用かと言うと、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のビョークくらいw)その1つの要因は間違いなく母親でしょう。(恋愛はおろか、対人関係の築き方すら教えてもらえなかったのかも・・・)そういう自分のコンプレックスはおろか、特異な性癖やトラウマさえ解き放つかのような彼女の一途な愛に、マジメルは初め躊躇してしまいますが、やがて「受け容れよう」と歩み寄ったかに見えます。しかしここから終盤まではそれまでとはガラっと変わって、心理描写もストーリーテリングもかなり乱雑な気がしましたが、この散逸した印象はあえて、狙ったのでしょうね。相変わらずのハネケ作品ですから(笑)、色々解釈は分かれると思いますが、自分はこう感じました。一方通行で独りよがりな女の情熱と同じだけ、男の愛仕方もその伝達手段も独りよがりで不器用だった・・・。(考えてもこれしかないです。これしか言いようが・・・)あれ以上、この2人がどれだけ互いを求めようとも、交差することはないんではないでしょうか。最後ユペールがナイフで自らを傷付ける(自傷)行為は、行き場のない己の情動を抑え付ける為にしたんでしょうね。エンデイング。長回しのカットで女が最後に自殺するかと思いましたが、「安易な死」などという幕切れには帰結しないかえって不快感が残る、ハネケらしい幕切れでしたw
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