福山雅治 密着 : 香港・台湾でフィーバー!ファンの熱波に負けぬ福山雅治の“熱い思い”

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福山雅治

2013年7月18日更新

香港・台湾でフィーバー!ファンの熱波に負けぬ福山雅治の“熱い思い”

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俳優で歌手の福山雅治が、主演映画「真夏の方程式」を携えて海をわたった。6月26日(以降全て現地時間)から香港、7月4日からは台湾に上陸し、現地のファン、メディアからの想像を絶する歓迎を受けた。映画.comでは、全日程に密着し取材を敢行。国内での完成披露試写会、初日舞台挨拶、全国キャンペーン(札幌、名古屋、大阪、福岡)での一挙手一投足も網羅したうえで、福山の“熱い思い”に迫った。(取材・文/編集部、写真/片村文人、編集部)

福山が香港、台湾を訪れるのは、香港の主権がイギリスから中華人民共和国へ返還された1997年7月1日にまでさかのぼる。歴史的な瞬間に立ち会うべく、写真撮影が主目的で訪問してから再訪するまでに16年の歳月を要した。その間、音楽活動のなかでライブの企画がなかったわけではない。最も具現化した時期が2011年だったが、東日本大震災の影響で“幻”となってしまった。

それだけに、現地のファンたちによる“福山待望論”はピークに達していたといえる。6月26日、香港国際空港には午前中からファンが集まり始め、福山の搭乗便が到着するのを待つまでもなく、午後5時過ぎには混乱を危惧した空港関係者の判断により、通常の出口ゲートからの入国が中止になった。関係者出入り口へ場所を移したが、ファンと報道陣合わせて1000人のボルテージは上がるばかり。そして午後8時23分、福山が姿を現すとカメラマンのフラッシュが一斉にたかれ、女性ファンの「マシャ」コールは大歓声へと変わった。

車両に乗り込む前に全方位へ向かって手を振った福山に、地元紙「明報」の高玉燕記者が「アーティストとして常にポジティブなイメージで、ファンだけでなく香港の全てのメディアが、彼が来ることに期待していた」と話していたことを伝えると、「もっと早く来れれば。中国全土から集まってくれていたみたいですね。本当にありがたい」と話す。各紙とも一面で大々的に伝え、「香港襲撃!韓流スターをしのぐ!」「日本のスーパースターが香港にやってきた!」「写真をどれだけ撮られてもスマイル!」など、好意的な見出しが並んだ。

香港での福山の人気は、ドラマ「ひとつ屋根の下」が放送された当時から高かった。柏木雅也役について、前述の高記者は「それまで歌手のイメージが強かったのですが、この役には香港の人たちもほれ込んでしまった。私の母も『この方は素敵』とぞっこんでしたから」と説明する。福山自身も、映像作品が持つ影響力の強さは実感しているようで「“チイ兄ちゃん”のインパクトで認知が広がったと聞いたことがあります。それ以降の作品がアジアでオンエアされることがなくて、忘れられた人になっていたみたいですね(笑)。それが、『ガリレオ』と『龍馬伝』で改めて関心をもってくださったみたいで。国を越え、言語の壁を越えて見ていただく機会が多いんだと実感しています」と笑顔を浮かべた。

今年は、主演した是枝裕和監督作「そして父になる」が第66回カンヌ映画祭コンペティション部門に選出されたことを受け、5月に公式上映に合わせて渡仏した。上映後に10分間にわたるスタンディングオベージョンを目の当たりにし、隣で涙を流す是枝監督の姿に、福山もまた涙した。この体験は、福山にとってかけがえのない財産となったようで、「真夏の方程式」についても「完成したからおしまいじゃない。国内だけじゃなく多くの人と作品を共有したいから、今回のプレミア出席は喜びもひとしおです。カンヌでの経験は、いろいろなことを考えさせられる良い体験になりました。ちゃんと伝わるんだなということが嬉しかったし、そういうことを今後も自分はやりたいんだと再確認することができた」と熱い眼差しで話した。

台湾のファンの熱気も、負けていない。7月4日、台北・桃園空港には午前中からファンの姿が見受けられ、到着ゲートの場所取りに一喜一憂するひと幕も見られた。現地在住の日本人ファンと地元ファンがそこかしこで交流し、情報交換。台湾では約600人が集まる私設ファンクラブもあるそうで、30媒体を越えるメディアと500人以上のファンが駆けつけた。レッドカーペットイベントが始まる前には土砂降りのスコールで関係者を慌てさせたが、直前にはからりと晴れ渡り、会場となったVIEWSHOW信義には、香港のプレミアと同じ約3000人のファンが福山の登場を待ち構えた。

「やっと、やっと、やっと台湾に来ることができました。本当に会いたかったです!」。クールな面持ちの福山が、汗をにじませながら爽快な笑顔を弾けさせる。MCから汗を指摘されると、「暑い? 大丈夫です。でも、皆さんの熱い気持ちは届いています。ありがとう!」と応じ、さらに「僕の出身は日本の長崎。長崎という町を題材にした歌には、雨の歌が多いんです。今日の雨も、僕を歓迎してくれたんじゃないでしょうか」と話し、ファンから喝さいを浴びた。

この日のために午前7時から会場にやって来たという女子大生5人組は、「声が素敵。胸キュンです」「台湾でもめちゃめちゃ人気で、たくさんの人がマシャを見ています」「ライブで来てくれる日がとても楽しみ。早く来てください」と日本語で大興奮。舞台挨拶では最前列に陣取り、福山から声をかけられると感激のあまり大粒の涙を流していた。

翌5日に行われた会見には、テレビカメラ30台以上が詰め掛ける異常事態に。日本で同様の会見や、ハリウッド俳優の来日イベントが開催されても、同数のテレビカメラが集まることは、まずない。カメラマンから「大統領のように手を振ってください」と求められるなど、日本の報道陣とは異なるリクエストにも笑顔を崩すことなく丁寧に応対した福山。また、台北出身で日本でも活躍する俳優・金城武との交流を明かすと、報道陣からはどよめきが起こった。司会から金城の歌手時代の楽曲を歌ってとせがまれても、「次回、ここにライブで来たらね」と返し、現地メディアの記者らを感心させていた。

福山の今作におけるプロモーション活動は、総移動距離1万2120キロに及び、地球の約4分の1周に相当する規格外のものとなった。舞台挨拶への出席も、合計24回。そのなかには、公開初日に東京・TOHOシネマズ日劇1で行われたものはもちろん、札幌、名古屋、大阪、福岡での全国キャンペーンも含まれる。このことからも、福山が国外にだけ目を向けているのではなく、誰よりも日本のファンを大切に思っていることがうかがえる。

札幌では、所属事務所の後輩で共演の吉高由里子とのコンビネーションについて、「キャリアが20年ほどありますから、どんな荒れ球が来ても、軽く打ち返すことができますよ(笑)」と余裕の表情。上映後の舞台挨拶ということもあり、涙が乾いていなかったファンを一気に笑顔に転じさせた。翌日の名古屋では、劇中で披露した浴衣姿をほめられ「それは下着をはいているか、はいていないかという質問ですか? この場では答えられないですけど、もう一度見てもらえれば分かります(笑)」。長年にわたり出演を続ける、オールナイトニッポンで培われてきた福山ならではの切り返しといえる。

吉高と西谷弘監督が交流した大阪、福岡では、さらに話術がさえわたる。大阪では福山が、共演の杏とともに実際に海中へ潜ったスキューバーダイビングのシーンに触れると、ファンは大喜び。「波待ちのとき、波が荒かったので、久しぶりに船酔いしまして、少し吐きました」。終了後、笑いにうるさい大阪のファンは「実におもろい! 何回でも見に来るで!」「湯川先生、めっちゃかっこよかった!」と興奮を隠し切れない様子だった。福岡では、吉高が「本編でちょこっと見られる福山さんの足首がとってもセクシー。さあ皆さん、たくさん息を吸い込んで……ご覧ください!」とあおり、西谷監督も「狙ってみました」とニヤリ。福山は、「足首ですか? そうなんですか? そんないやらしい目で、僕のことをみんなは見ていたの?」と語り、客席の爆笑を誘った。

今回のプロモーションで、福山はぶれることなく、ファン、報道陣、関係者に対して最上級のプロ意識と気遣いを見せた。国内外、どの会場でもファンを一瞬で笑顔にさせ、報道陣に対してもリップサービスを忘れない。その姿は、まさに“スター”と呼ぶにふさわしいだろう。カンヌが認め、アジアが熱狂する福山が、今後どのような言動で世間を「あっ」と言わせるのか、目を離すことができない。

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