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東映京都撮影所製作宇宙からのメッセージ南総里見八犬伝をモチーフにした和製スペースオペラ監督 深作欣二につてご感想を聞かせて下さい。よろしくお願いします。特に、成田三樹夫様演じるガバナス帝国皇帝ロクセイア12世天本英世様演じる大公母ダークについて語れる方よろしくお願いします。
質問日時: 2009/10/26 11:42:34
解決日時: 2009/10/30 21:15:27
「久々の嵐よな…、小気味良い」何!「宇宙からのメッセージ」の感想じゃと?「惑星大戦争」(1977)「さよならジュピター」(1984)と並び、「日本三大がっかり宇宙映画」の汚名を着せられたこの映画、断じて、わしは主人公などではない!たわけた事をぬかすな!無礼なことを言うと手打ちに致すぞ!それともヒキロクの母親カメササのように、拷問にかけてやろうか…、フッフッフッむろん、ハンス王子こと千葉真一ごときが主人公であろうはずもない。主人公は、シロー(真田広之)かビッグ・モローか、志穂美悦子の内の誰かじゃ。丹波哲郎は、相変わらず偉そうだが、出番が少ないので、さすがに主人公ではなかろう。後半、光線銃と刀を両手に持ち、「ウォ~!」と云うドスの利いた叫び声と共に、いかにもべニア板製の安っぽいガバナス要塞に殴り込む「女必殺拳」志穂美悦子が一番主人公っぽかったかも知れぬの~。公開初日の入りが良くて、東映が大ヒット祝賀パーティをやったものの、翌日からガラガラの大コケでは自慢にもならぬわ。当時10億とも云われていた製作費の大半は、この祝賀パーティに使ったのではないかな?それに、一応、余が主人公と云えば、大映時代の「怪談おとし穴」(1968)がある。覚えておくが良い。深作欣二監督にしても、「ガンマー第三号 宇宙大作戦」(1968)と云う宇宙映画の経験があるだけに、「この手の映画に不向きだった」と云う言い訳も出来ぬしな…「大盗賊」(1963)「奇巌城の冒険」(1966)以来久々の魔女風キャラを天本英世が演じた我が母上であるダーク大公も、全編車いすに乗っているだけで、最後には、墜落して来る余の身体に潰されて圧死では、情けなさ過ぎるわ。そもそも、海外販売を意識して、日本製と云うのを隠すため、ガバナス人全員の顔を塗りたくって、誰が誰だか分からなくしているせこい戦略が片腹痛いわ。ピー・ウィー・ハーマンを渋くしたような容貌の余の魅力が台無しではないか!いつもの低音を封じた余の甲高い声色と剣の腕は、同じ年に公開された「柳生一族の陰謀」での白塗りの公家、烏丸少将文麿で堪能してくれ。はるかにかっこうよいから。この映画を、「スター・ウォーズ」のパクリと思い込んでいる輩もおるようじゃが、観てみれば明らかなように、似ても似つかぬ内容。余のモデルはダース・ベイダーではなく、おそらくデスラー総統であろう。余がデスラー砲のような武器を持っていたら、あんなにあっさりハンスごときにやられてはおらぬわ。今度、実写版「宇宙戦艦ヤマト」が作られるそうだが、ぜひ、その実写版デスラー総統と、余の演技を見比べてみるのも一興だろう。ド派手なジャケット姿に大坂弁のチンピラ、ジャック(岡部正純)や、普通の電話や電気スタンド、赤色灯などを、ただ並べただけみたいなセットは、未来感もファンタジー感もゼロ!その吹っ切れ感は見事なくらいじゃ。リアベの実が、選ばれし相手により、すぐに出現したり、なかなか出現しなかったりする「じらし」演出は、観ていてイライラするだけだと思うが、海外では好評だったのかな?ただし、回転する動力炉にシローが宇宙戦闘機で突っ込む所や、ガバナスの巨大母艦がシローたちの小型宇宙船が激突しただけで炎上してあっさり沈んでしまうヘナヘナ感などは、本家「スターウォーズ ジェダイの復讐」にそっくりパクられておったし、ジルーシア人とイウォークの雰囲気なども似ておるな。さらに「SW EP-1 ファントム・メナス」のダース・モールの隈取りメイクは、余のパクリではないか?作品自体は、当時公開されたアメリカでも「そこそこヒットした」らしいし、アカデミー賞の特殊効果賞にノミネートされたと云う噂もあるので(ただし、当時のマニア雑誌に書かれていた記事なので、どこまで本当なのかは不明)、多少は「してやったり」感はあるがな…
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