スカーレット・ヨハンソン : ウィキペディア(Wikipedia)

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スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson, 1984年11月22日 - )“ぽっちゃりボディーから変貌 スカーレット・ヨハンソン” - 読売新聞(2015年)は、アメリカ合衆国の女優、歌手。身長160cmhttp://www.imdb.com/name/nm0424060/bio?ref_=nm_ov_bio_sm。左利き。日本で多く見られる「ヨハンソン」という表記は父方の苗字のルーツであるデンマーク系の読み方である。他の表記としては「ジョハンソン」、「ヨハンスン」などがある。アメリカでは“ヂョウハンサン”、イギリスでは“ヨハンサン”と読まれることが多い10 Famous Names Brits and Americans Pronounce Differently BBC America, July 29th, 2014。

来歴

女優

幼い頃から演劇教室(リーストラスバーグ・シアターインスティテュート・フォー・ヤングピープル)に通い、8歳のときにオフ・ブロードウェイの舞台『Sophistry』でデビュー。1994年に『ノース 小さな旅人』で映画デビュー。『のら猫の日記』でインディペンデント・スピリット賞主演女優賞にノミネート、『ゴーストワールド』でトロント映画評論家協会の助演女優賞を受賞し、注目を集めた。

2003年公開の『ロスト・イン・トランスレーション』、『真珠の耳飾りの少女』での演技が高く評価され、この年のヴェネツィア国際映画祭ブレイク女優賞やロサンゼルス映画批評家協会賞ニュー・ジェネレーション賞を受賞、英国アカデミー賞では両作品で主演女優賞のダブル候補となり、前者の作品で共演のビル・マーレイとともに受賞。ゴールデングローブ賞においても前者の作品でミュージカル・コメディ部門に、後者の作品でドラマ部門の候補となった。

2004年公開の『ママの遺したラヴソング』で再びゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)の候補となった。

2005年には『アイランド』で初のサマーシーズンの大作映画でユアン・マクレガーと共に主演を務めるが、作品は興行的に奮わず失敗作となり、フィルムメーカーから失敗の責任を押し付けられてしまった。一方、同年公開の低予算で作られたウディ・アレン監督作の『マッチポイント』ではゴールデングローブ賞 助演女優賞の候補となった。

2006年にはトム・クルーズ主演の『』にも出演する予定であったが、製作の遅れに伴い降板。一説ではクルーズにサイエントロジー入信を迫られたためとも報道された(ちなみにスカーレットが演じる予定だった役にはケリー・ラッセルが起用された)。また、同年公開された『ブラック・ダリア』では批評家からミスキャストと評された。

2010年1月にアーサー・ミラーの戯曲『橋からの眺め』でブロードウェイデビューを果たし、トニー賞演劇助演女優賞を受賞した。

2012年、『アベンジャーズ』にブラック・ウィドウ役で出演し、世界各国の興行収入を塗り替える大ヒットとなった。続く『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』にも同役で出場。

2016年、映画興行情報サイトのBOX Office Mojoが発表した「史上最も興業収益を上げた俳優・女優ランキング」で、第10位(女優では第1位)を獲得した。

音楽

2007年4月27日にカリフォルニア州インディオで行われた野外ロックフェス「Coachella Music Festival」でジーザス&メリーチェインのライブに特別出演した。

2008年5月20日にトム・ウェイツの楽曲10曲をカバーしたアルバム『レイ・マイ・ヘッド』で歌手デビューした。同アルバムはデヴィッド・ボウイもボーカルで参加している。アメリカのビルボードチャートでは初登場126位、イギリスのアルバムチャートでは初登場63位を記録。

その他の活動

2004年からルイ・ヴィトンの、2006年からはロレアルの広告塔に起用されている。2006年にはスポーツ用品ブランドのリーボックと「Scarlett "Hearts" Rbk」 の共同開発を含めたパートナー契約を結んでいる。

2008年12月11日のノーベル平和賞コンサートの司会を俳優のマイケル・ケインと共に務めた。

メディアによる外観

ハリウッド女優を代表するグラマー美女として認知されている。2006年2月に、キーラ・ナイトレイと共に表紙を飾った米ファッション誌『ヴァニティ・フェア』でセミヌード姿を披露した。同年の3月27日に発表された米男性誌『FHM』が毎年行っている「世界で最もセクシーな女性100人」の2006年版ではトップに選ばれた。2003年に俳優のベニチオ・デル・トロとロサンゼルスのホテルのエレベーター内で性行為に及んだとの報道がされた。彼女は行為を行ったことを否定している。ちなみに彼女はエイズ検査を年に2回受けていると発言している。

私生活

米国のニューヨーク州ニューヨークで双子の姉として生まれた。名前の由来は『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラ。父親はデンマーク系の建築家、母親はアシュケナジム・ユダヤ系の映画製作者。両親の出会いの地はデンマークで、自身もデンマーク国籍を有している“スカーレット・ヨハンソンはユダヤ人?” - ジューイッシュ・クロニクル(2008年)。13歳の時に両親は離婚、ニューヨークとロサンゼルスを行き来する生活をしていた。2002年にプロフェッショナル・チルドレン・スクールを卒業。姉(ヴァネッサ)と双子の弟(ハンター)も俳優をしている 。他に兄弟は兄(エイドリアン)と異母弟(クリスチャン)がいる。

過去に野球選手のデレク・ジーターや俳優のジャレッド・レトベニチオ・デル・トロ、『ブラック・ダリア』で共演したジョシュ・ハートネットと交際していた。ミュージック・ビデオに出演したことにより仲を噂されたジャスティン・ティンバーレイクとのことは、否定している。

2007年からは俳優のライアン・レイノルズと交際しており、2008年5月5日に婚約、同年9月27日にカナダ・バンクーバー郊外で結婚。2010年12月、離婚した。夫婦関係の悪化によるものでは無いとしており共に慰謝料は求めず、離婚後も仲良く食事をする様子などが目撃されているシネマトゥデイ 2010年12月23日。

離婚後はショーン・ペンと交際していたが、短期間で破局した。

2012年からフランス人ジャーナリストのロマン・ドリアックと付き合い始め、2013年に婚約し2014年9月女児を出産した。代理人が4日確認した。女児はニューヨーク市内で誕生し、ローズ・ドロシーと名付けられた。

スカーレット自身はユダヤ人だが、無神論者である。受賞時に神に感謝することは考えられないと発言している。

2011年、所有するiPhoneがハッキング被害を受け、中に保存していたスカーレットのものとみられるヌード写真が流出したと報じられた。この件に関してはFBIの捜査の結果、フロリダ州在住の男性が逮捕されたhttp://latimesblogs.latimes.com/lanow/2012/06/scarlett-johansson-hacker-should-get-71-months-and-pay-celebs-money.html。

チャリティー

オックスファムという団体と共にチャリティー活動を行っている。2007年8月にがんの予防や治療法を研究する団体へのチャリティ目的として、ネックレスのチャームをデザインした。2008年3月には映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』のプレミアでスカーレットをエスコートする権利のチャリティーオークションがかけられ、約US $40,100ドル(約405万円)で落札された。収益はオックスファムに寄付される。しかし、2014年1月にはイスラエル製品のソーダストリーム広告塔となったことによりオックスファム親善大使を辞任し、パレスチナ支援者から大きな非難を招いた。

政治上の支持

民主党支持者である。2004年の大統領選挙ではジョン・ケリー候補を支持した。2008年の大統領選挙ではバラック・オバマ候補を支持しており、2008年1月2日にアイオワ州にてオバマ候補の推進運動を行った。また、ウィル・アイ・アムがオバマ候補を応援する歌「Yes We Can」のミュージック・ビデオに出演。

中絶推進団体を支持

アメリカ人工妊娠中絶推進(プロチョイス)団体であるプランド・ペアレントフッド(全米家族計画連盟)のPRビデオに出演している。

主な出演作品

映画

公開年 邦題 原題 役名 備考
1994 ノース 小さな旅人North ローラ・ネルソン
1995 理由Just Cause ケイト・アームストロング
1996 のら猫の日記Manny & Lo アマンダ
失恋セラピストIf Lucy Fell エミリー
1997 ホーム・アローン3Home Alone 3 モリー・プルット
Fall 少女
1998 モンタナの風に抱かれてThe Horse Whisperer グレース・マクレーン
1999 ジョージMy Brother the Pig キャシー・コールドウェル
2001 バーバーThe Man Who Wasn't There レイチェル・“バーディ”・アバンダス
アメリカン・ラプソディAn American Rhapsody ジュジー / スーザン・サンドール
ゴーストワールドGhost World レベッカ
2002 スパイダー パニック!Eight Legged Freaks アシュリー・パーカー
2003 真珠の耳飾りの少女Girl with a Pearl Earring グリート ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)ノミネート英国アカデミー賞 主演女優賞ノミネート
ロスト・イン・トランスレーションLost in Translation シャーロット 英国アカデミー賞 主演女優賞受賞ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
2004 イン・グッド・カンパニーIn Good Company アレックス・フォアマン
ママの遺したラヴソングA Love Song for Bobby Long パーシー・ウィル ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)ノミネート
スポンジ・ボブ/スクエアパンツThe SpongeBob SquarePants Movie ミンディ 声の出演
スカーレット・ヨハンソンの百点満点大作戦The Perfect Score フランチェスカ・カーティス
2005 マッチポイントMatch Point ノラ・ライス ゴールデングローブ賞 助演女優賞ノミネート
アイランドThe Island ジョーダン・2・デルタ / サラ・ジョーダン
理想の女A Good Woman メグ・ウィンダミア
2006 プレステージThe Prestige オリヴィア・ウェンスコンブ
ブラック・ダリアThe Black Dahlia キャサリン・“ケイ”・レイク
タロットカード殺人事件Scoop サンドラ・プランスキー
2007 私がクマにキレた理由The Nanny Diaries アニー・ブラドック
2008 ブーリン家の姉妹The Other Boleyn Girl メアリー・ブーリン
それでも恋するバルセロナVicky Cristina Barcelona クリスティーナ
ザ・スピリットThe Spirit シルケン・フロス
2009 そんな彼なら捨てちゃえば?He's Just Not That into You アンナ・マークス
2010 アイアンマン2Iron Man 2 ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ
2011 幸せへのキセキWe Bought a Zoo ケリー・フォスター
2012 アベンジャーズThe Avengers ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ
ヒッチコックHitchcock ジャネット・リー
2013 her/世界でひとつの彼女Her サマンサ 声の出演放送映画批評家協会賞 助演女優賞 ノミネート
ドン・ジョンDon Jon バーバラ・シュガーマン
アンダー・ザ・スキン 種の捕食Under the Skin ローラ
2014 キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーCaptain America: The Winter Soldier ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ
シェフ 三ツ星フードトラック始めましたChef モリー
LUCY/ルーシーLucy ルーシー
2015 アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンAvengers: Age of Ultron ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ
2016 ヘイル、シーザー!Hail, Caesar! ディアナ・モラン
ジャングル・ブックThe Jungle Book カー 声の出演
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカCaptain America: Civil War ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ
SING/シングSing アッシュ 声の出演
2017 ゴースト・イン・ザ・シェルGhost in the Shell ミラ・キリアン少佐
2018 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーAvengers: Infinity War ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ プリプロダクション

ミュージック・ビデオ

CM

  • 森永乳業「マウントレーニア カフェラッテ」(2006年 - 2008年)
  • ユニリーバ・ジャパン 「ラックス スーパーリッチシャイン」(2015年~)

ディスコグラフィー

アルバム

  • レイ・マイ・ヘッド Anywhere I Lay My Head (2008年)
  • Break Up(2009年) - との連名

主な受賞

  • 英国アカデミー賞
    • 2003年度 主演女優賞 『ロスト・イン・トランスレーション』
  • トロント映画批評家協会賞
    • 2001年度 助演女優賞 『ゴーストワールド』
  • ロサンゼルス映画批評家協会賞
    • 2003年度 ニュー・ジェネレーション賞
  • ボストン映画批評家協会賞
    • 2003年度 主演女優賞 『ロスト・イン・トランスレーション』
  • ハリウッド映画祭
    • 2003年度 ブレクスルー女優賞
  • ヴェネツィア国際映画祭
    • 2003年度 ブレイク女優賞 『ロスト・イン・トランスレーション』
  • トニー賞
    • 2010年度 トニー賞演劇助演女優賞 『橋からの眺め』
  • セザール賞
    • 2014年度 名誉賞

関連書籍

  • 『スカーレット・ヨハンソン 彼女が愛される理由』(ブルース・インターアクションズ、2008年)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2017/09/16 05:44 UTC (変更履歴
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