ジョセフィン・ハル : ウィキペディア(Wikipedia)

ジョセフィン・ハルJosephine Hull, 1877年1月3日 - 1957年3月12日)は、アメリカ合衆国の舞台女優、舞台演出家。

略歴

1877年(1886年との資料もあるが1877年が正しい。詳細は英語版Wikipediaを参照)にマサチューセッツ州で生まれる。

1905年に舞台で女優デビューし、以後50年にわたって舞台女優として活躍、舞台演出家としても活動した。映画出演はわずか6本だが、出演した舞台『ハーヴェイ』の映画化作品にも出演し、アカデミー助演女優賞とゴールデングローブ賞 助演女優賞を受賞した。

1910年に舞台俳優のと結婚し、ジョセフィン・ハルと名前を変えるが、1919年に夫をスペイン風邪で亡くすと、その後は生涯独身を通す。夫の死後も「ミセス・シェリー・ハル」を名乗って活動していたことがある。

1950年代に入るとテレビにも出演するようになる。

1957年に脳内出血で死去。

主な出演作品

映画

  • The Bishop's Candlesticks (1929) ※短編映画
  • ほほえみの街 After Tomorrow (1932)
  • Careless Lady (1932)
  • 毒薬と老嬢 Arsenic and Old Lace (1944)
  • ハーヴェイ Harvey (1950)
  • The Lady from Texas (1951)

トリビア

ジョセフィン・ハルの亡夫シェリーの弟で俳優のヘンリー・ハルは、兄が亡くなった1919年の暮れに生まれた自分の息子に亡兄(の本名)と同じシェリー(Shelley)の名を付けた。このシェリーは後にテレビドラマのプロデューサーとなった。

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/21 21:52 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「ジョセフィン・ハル」の人物情報へ