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東京写真美術館で「カルラのリスト」というノンフィクション ドキュメンタリー?を上映するようです。先日みたDVD「あなたにならいえる秘密の事」では(サラ・ポーリー、ティム・ロビンス出演)旧ユーゴ紛争にからむ物語でした。今この戦争の最中の悲劇や戦犯に関する情報を取り上げて映画やドキュメンタリーを製作するようになったのでしょうか?他にこの紛争がらみの映画があれば教えてください。
質問日時: 2007/11/15 16:30:45
解決日時: 2007/11/18 22:27:50
旧ユーゴ国際刑事法廷の女性国連検察官のドキュメンタリーですね。当方では12月8日から公開で、早く観てみたい期待作品です。 ユーゴ紛争が激化していた同時期、ヨーロッパ各国でそれを扱った作品が撮られ、日本でも結構たくさん公開されました。同時期ですから、実際に困窮している人々への同情の視点から撮られた作品が多かったように思います。背景とか原因に踏み込んだ場合は、どちらかと言うとセルビア人が悪者扱いだったように記憶しています。この作品でも、ミロシェヴィッチが起訴されていますが、セルビア人を狙い撃ちにしたプロパガンダの犠牲だという見方も当時からあって、本当のところはどうなのか。そのあたりを作品がどう描いているか、興味があります。 私が映画館で観た作品を思い出す順に挙げてみます…・マイケル・ウインターボトム監督の「ウェルカム・トゥ・サラエボ」(97) サラエボを訪れたジャーナリストの視点から、戦争孤児たちに焦点を絞っていきます。・ボーロ・ドラシュコヴィッチ監督の「ブコバルに手紙は届かない」(94) 「ブコバル」の題名でDVDになっているようです。クロアチア人とセルビア人の若夫婦が、民族の対立に巻き込まれながらも、愛を貫こうとする姿が印象に残っています。・ダニス・タノヴィッチ監督の「ノー・マンズ・ランド」(01) 中立地帯で右往左往するボスニア兵とセルビア兵のにらみ合いに、国連と外国メディアが絡んで、不条理なユーモアが展開します。・アデミル・ケノヴィッチ監督の「パーフェクト・サークル」(98) 完全包囲(題名の由来)されたサラエボで出会った詩人と幼い兄弟の交流を描いて、感動的でした。・エミール・クストリッツア監督の「ライフ・イズ・ミラクル」(04) セルビア国境付近の小さな村で起きた、主人公の息子とイスラム女性を巻き込んだ捕虜交換をめぐるドタバタ喜劇です。・ジャスミン・ディズダー監督の「ビューティフル・ピープル」(99) ロンドンに逃れてきたボスニア移民と地元民との交流を描いています。ここに来てまでいがみあっている移民たちの姿が、面白いというか、悲しいというか。・アルマ・シャマーズ他監督の「エグザイル・イン・サラエボ」(97) 母の故郷サラエボを訪れた監督らの思いをつづった作品です。・テオ・アンゲロプロス監督の「ユリシーズの瞳」(96) 直接ユーゴ紛争を描いているわけではありませんが、激動のバルカン半島を旅する映画監督が、サラエボを歩く場面が印象的です。・ピーター・アントニエビッチ監督の「セイヴィア」(98) 外人部隊に入ったアメリカ軍将校がボスニアに派遣され、非人道的な戦闘を経験するなかで、逆に次第に自分の人間性を取り戻していきます。でも、いかにもアメリカ映画でした。・ジャン=リュック・ゴダール監督の「アワー・ミュージック」(04) 第二のパートで、現代のサラエボで暮らす女子学生と、講演に訪れた映画監督の交流が描かれます。
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