藤野良太 : ウィキペディア(Wikipedia)

藤野 良太(ふじの りょうた)は、日本のコンテンツプロデューサー、Yahoo! News公式コメンテーター、株式会社storyboard 代表取締役社長。慶應義塾大学文学部卒業。

概要

2001年慶應義塾大学文学部(東洋史学専攻)に入学。様々なボランティア活動に携わり、成人式の前日祭にて、BSE(狂牛病)をテーマとしたドキュメンタリー映像を制作し、高い評価を得る。2002年2月から「アフガニスタンにパラボラアンテナ送り、一緒にワールドカップを見よう!」というAFGAHN-PROJECTの代表を務め、「平成14年度社会貢献支援財団、21世紀若者賞」を受賞アフガンプロジェクト代表・藤野良太氏トークライブ【受賞者紹介】平成14年度 社会貢献者表彰

同大学卒業後、2006年フジテレビジョンに入社。イベント事業部に配属。大規模なイベント演出とパフォーマンスを見たことでで「これぞエンターテイメントだ!」と感動。2年間舞台やコンサートのプロデュース(企画・演出・キャスティング)を担当。入社3年目からドラマに異動。2年間アシスタントディレクター(AD)を経験。ADをやりながら脚本を全部書き直してプロデューサーに渡して「こうした方が面白い」とアピール。入社5年目で深夜帯に枠を設けることになり、チーフプロデューサーとしてデビューすることになった。

作品の傾向として恋愛ドラマを多く描いているが、それに関して「ラブストーリーは数字が取れないが、だからこそ勝機があるかも」と語っている。また、「若者を標的にしないとドラマが終わる」とも述べている「開国は今だ。世界で戦う日本発のコンテンツを創る」ABEMAプロデューサー選考2022

特定の脚本家や演出家と仕事をすることも多く、脚本家では特に桑村さや香大北はるか相沢友子、徳永友一と、演出家では金井紘宮木正悟と複数のドラマでタッグを組んでいる。また主題歌でも家入レオは「海の上の診療所」と「恋仲」で担当している。

主なドラマプロデュース作品に「水球ヤンキース」「恋仲」「好きな人がいること」「刑事ゆがみ」「グッド・ドクター」など。プロデュースしたドラマは国際エミー賞・バンフ世界メディア祭・ニューヨークフィルムフェスティバルなどに出展。第10回コンフィデンスアワード・ドラマ賞・作品賞受賞。フジテレビ在籍中からCM制作を手掛け、代表作に山﨑賢人を起用したGalaxy S7 edge「どんな君も、逃さない」シリーズなど。

2019年6月末にフジテレビを退社し、7月1日、日本発のコンテンツスタジオ、株式会社storyboardを立ち上げる。

2020年9月、Yahoo! News公式コメンテーターに就任【藤野良太)Yahoo! ニュースに「公式コメンテーター」【藤野良太】YAHOO!ニュース コメンテーター

現在は、フリーのプロデューサーと並行に、言葉とストーリーの力で組織の事業を支援するチーフ・ストーリーテラーとして活動中【マイナビニュース】月9ドラマP・藤野良太氏、リスク覚悟のフジ退社 テレビの領域超えて活動へ

主な作品

テレビドラマ

ネットドラマ

映画

CM

  • Galaxy S7 edge「どんな君も、逃さない」シリーズ

出演

Storyboard Inc.

2020年7月1日、日本発のコンテンツスタジオを設立。藤野が代表取締役社長。
  1. ドラマ・映画などの長尺コンテンツの企画・制作
  2. 広告クリエイティブ、組織のブランディング
  3. クリエイターマネジメント。

関連項目

  • 慶應義塾大学出身の著名人

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/12/02 01:06 UTC (変更履歴
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