クリス・タッカー
米ジョージア州アトランタ出身。高校卒業後、ショービジネスのキャリアを志してハリウッドに移り、スタンダップ・コメディの世界で修行を積む。
コメディTVシリーズ「Def Comedy Jam」(92)へのゲスト出演を重ねた後、「クレイジー+ファンキー+ハイパー+パワービート」(94)でスクリーンデビュー。ヒップホップ界の大物アイス・キューブと共演した「friday」(95)などを経て、1997年には「フィフス・エレメント」や「ジャッキー・ブラウン」といったハリウッドの話題作で脇を務める。翌98年、世界的に大ヒットしたジャッキー・チェンのハリウッド進出作「ラッシュアワー」でチェンの相棒役を務めてブレイク。続編「ラッシュアワー2」(01)「ラッシュアワー3」(07)でもチェンとともに主演を務めた。
以降の映画出演作に、アカデミー作品賞候補作「世界にひとつのプレイブック」(12)、ベン・アフレック監督作「AIR エア」(23)などがある。