高橋和生 : ウィキペディア(Wikipedia)

高橋 義生(たかはし よしき、1969年3月13日 - )は、日本の男性総合格闘家、プロレスラー。千葉県市川市出身。元ヘビー級キング・オブ・パンクラシスト。

来歴

1969年3月、千葉県市川市生まれ。1984年4月、八千代松陰高校入学、レスリング部に入部(2年後輩に藤田和之)。第41回国民体育大会 少年フリースタイル81kg級優勝国民体育大会成績 同階級には秋山潤が3位入賞しているの実績を残した。1987年3月、八千代松陰高校卒業。1987年4月、スポーツ推薦で日本大学経済学部経済学科に入学、国際大会で入賞1989年7月、エスポワール・ワールドカップ 男子フリースタイル90kg級 4位 し、保健体育審議会レスリング部主将も務めた。 1991年3月に日本大学経済学部経済学科を卒業すると、プロフェッショナルレスリング藤原組に新弟子として加入、リングネームを高橋 義生とした。

プロフェッショナルレスリング藤原組

1992年2月24日、後楽園ホールでバート・ベイルと対戦し、11分22秒KO負け。

1992年8月15日、徳島市民体育館でウェイン・シャムロックと対戦し、9分10秒スリーパーホールドで一本負け。

1992年10月4日、東京ドームでムエタイ選手スパマン・オー・ソットサバーと異種格闘技戦を行い、1R腕ひしぎ首固めで一本勝ち。

パンクラス

1993年9月21日、パンクラス旗揚げ戦でジョージ・ワイングロフと対戦し、KO勝ち。

1993年10月14日、ウェイン・シャムロックと対戦し、ヒールホールドで一本負け。

1993年12月8日、船木誠勝と対戦し、TKO負け。

1994年1月30日、カラテ・ジャパン・オープンの第3回トーワ杯カラテトーナメント選手権大会に出場、グローブ空手ルールで村上竜司相手に他流試合を挑むが敗北し、ベスト16に終わる。

1994年5月31日、バス・ルッテンと対戦し、TKO負け。

1996年4月7日、ランキングトーナメント1回戦でヴァーノン・"タイガー"・ホワイトと対戦、判定負け。

1997年2月7日、UFC初出場となったUFC 12のライト級(-91kg)トーナメントでヴァリッジ・イズマイウと対戦し、判定勝ち。UFCにおける日本人初勝利となった。

1997年3月22日、セーム・シュルトと対戦、TKO負け。

1997年9月、リングスとのトラブルが勃発、リング上で「俺が前田日明を殺す」とアピール。リングスや全日本キックボクシング連盟でのマッチメイクがプランされたが、鈴木みのるとの対戦を要望する前田サイドと調整がつかずに消滅。

1997年11月16日、近藤有己と対戦、肩固めで一本負け。

1998年9月14日、鈴木みのると対戦、TKO勝ち。

2000年4月30日、無差別級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチで王者のセーム・シュルトに挑戦し、TKO負けを喫し王座獲得に失敗した。

2000年12月4日、菊田早苗と対戦、肩固めで一本負け。

2001年9月30日、パンクラス初代ヘビー級(-100kg)王者決定トーナメント1回戦で高田浩也と対戦し、フロントチョークで一本勝ち。準決勝ではマルセロ・タイガーと対戦、サミングにより反則勝ち。12月1日、ヘビー級王者決定トーナメント決勝で藤井克久と対戦し、KO勝ち収め王座獲得に成功した。

2003年7月27日、ヘビー級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチで挑戦者の小澤強と再戦し、1R終了時TKO勝ちを収め王座の初防衛に成功した。

2003年10月13日、新日本プロレスの東京ドーム大会でキング・オブ・パンクラス無差別級王者のジョシュ・バーネットに挑戦し、三角絞めで一本負けを喫し王座獲得に失敗した。

PRIDE

2004年4月25日、PRIDE初出場となったPRIDE GRANDPRIX 2004 開幕戦のヘビー級グランプリ1回戦でヒース・ヒーリングと対戦し、KO負け。

2005年2月20日、PRIDE.29でイゴール・ボブチャンチンと対戦し、KO負け。

2006年7月1日、PRIDE 無差別級グランプリ 2006 2nd ROUNDでビクトー・ベウフォートと対戦し、KO負け。

2007年3月12日、HERO'Sに初出場。メルヴィン・マヌーフと対戦し、TKO負け。

2007年12月20日、IGFの第3弾興行『GENOME 2』に人喰い義生のリングネームで参戦。小原道由と対戦し、TKO勝ち。

戦極・SRC

2008年6月8日、戦極初出場となった戦極 〜第三陣〜でファビオ・シウバと対戦し、右膝蹴りでKO負け。8月24日、戦極 〜第四陣〜でヴァレンタイン・オーフレイムと対戦し、右跳び膝蹴りでKO負けを喫した。

2010年7月、SRC本部道場のヘッドコーチに就任【SRC戦極】10・30高橋義生が復活「今までとは背負っているものが違う」 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年9月30日。

2010年10月30日、SRC15でイ・チャンソブと対戦し、袈裟固めの体勢からのアームロック(戦極の公式記録はアームバー)で一本勝ち。2005年10月以来5年ぶりの白星となった【SRC戦極】泉浩が石井慧との対戦をアピール!ウェルター級GP決勝は中村VS榎本(2) 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年10月30日。また、この試合よりリングネームを高橋義生に戻した。

2013年9月29日、引退試合となったPANCRASE 252で川村亮と対戦し、パウンドでTKO負けを喫した。

2017年7月16日、ハードヒットルールで高橋“人喰い“義生のリングネームで復帰戦。引退試合の相手を務めた川村亮改めロッキー川村と対戦、敗北した

人物・エピソード

  • 漫画「高校鉄拳伝タフ」の登場人物「高石義生」(別名:人食い義生)のモデルとなっている。
  • 2014年『INOKI BOM-BA-YE 2014』で山本勇気戦後、自身への挑発を繰り返した青木真也に抗議をした山本をたしなめリングから下した。

戦績

獲得タイトル

  • 初代ヘビー級キング・オブ・パンクラス王座(2001年)

関連項目

  • 男子総合格闘家一覧
  • プロレスラー一覧
  • パンクラス王者一覧
  • HERO'S選手一覧
  • PRIDE選手一覧
  • SRC選手一覧
  • UFC選手一覧

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/07 07:25 UTC (変更履歴
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