窪田康志 : ウィキペディア(Wikipedia)

窪田 康志(くぼた やすし)は、日本の実業家、馬主。

概要

生年月日不明。既婚。父の窪田芳郎は株式会社東京ウエルズの代表取締役会長会社概要 - 東京ウエルズ、2023年2月11日閲覧。。

ケーアールケープロデュース株式会社代表取締役社長、有限会社レーヴ青山代表取締役社長、株式会社AKS元代表取締役社長、AKB48プロジェクト・元エグゼクティブプロデューサー、株式会社大樹レーシングクラブ元代表取締役などを歴任した。

人物

女性アイドルグループAKB48の運営プロジェクトが発動された当時のメンバーの一人であり、プロジェクトに関わる資金(約20億円)を調達した人物とされている。

2010年には『週刊文春』(2月18日号)に掲載された“AKB48メンバーと浅からぬ関係にある”とする記事により名誉を傷つけられたとして、発行元の株式会社文藝春秋や記者らを相手に約1億6千万円の損害賠償、および謝罪広告の掲載を求めて東京地裁に提訴した。2013年9月3日に一審勝訴するが控訴され、賠償認容額も請求の1.5%の165万円だった。 2020年3月には、東京国税局から約22億円の申告漏れを指摘されたことが明らかになった。乃木坂46の運営に関わる「ノース・リバー」の株式を京楽産業.に譲渡した際、譲渡益を申告しなかったとされる。

馬主活動

日本中央競馬会(JRA)および地方競馬全国協会(NAR)に登録する馬主としても知られる。勝負服の柄は水色、青襷、袖白一本輪、冠名は「ドラゴン」を使用している。近年はフィールズ会長の山本英俊と馬を共同購入することが多い。

「カチューシャ(2009年2月19日生)」や「カレンナシュシュ(2009年3月17日生)」といった、後にAKB48の曲名となる名前の馬も所有した。

父の芳郎も、JRAのほかイギリスでも競走馬を保有しており、ドラゴンシンボルは2021年英G1・コモンウェルスカップで1位入線(2着に降着)、ジュライカップで2着に入るなどの活躍をしている。なお、所有馬の康志と芳郎間での名義変更が多々行われている。

主な所有馬

重賞競走優勝馬

  • ドラゴンファイヤー(2007年シリウスステークス)
名義:窪田康志→窪田芳郎→窪田康志(重賞勝利時は芳郎名義)
  • ディアマイダーリン(2015年クイーン賞)
名義:窪田康志
  • グレーターロンドン(2018年中京記念)
名義:窪田康志→窪田芳郎(重賞勝利時は芳郎名義)
  • センチュリオン(2018年マーチステークス)
名義:窪田康志
  • ビッシュ(2016年紫苑ステークス)
名義:窪田康志→窪田芳郎(重賞勝利時は康志名義)
  • ルークズネスト(2021年ファルコンステークス)
名義:窪田康志→窪田芳郎(重賞勝利時は芳郎名義)

注釈

出典

関連項目

  • 大樹ファーム

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/12/06 05:31 UTC (変更履歴
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