北野武監督の映画は世界で評価されているようですが、僕ははっきりいってあんまり面白...

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北野武監督の映画は世界で評価されているようですが、僕ははっきりいってあんまり面白いとは思いません。面白いと思いますか?

質問日時: 2009/10/11 02:18:11

解決日時: 2009/10/13 05:31:48



私もそう思います。たけしがある番組で自らいっていましたが、「その男、凶暴につき」を深作監督、たけし主演でやることになって、たけしのところにオファーがきた。しかし当時たけしはテレビのレギュラーがたくさんあって、映画のような長期間拘束されることは不可能だった。そしたら深作は「なら、やーめた」ということになり、それならたけしがシャレで監督でもやってみるかということで初めてメガホンとったということです。だから、それくらい当初から演出への志は低かった。ま、とっかかりはどうでもいいんですけど、作品ですよね。深いものは何もありません。あるように見せ掛けているだけです。どうして評価が高いかというかというと、それはおそらく彼の人間性です。彼にはどこか世に蔓延する「偽善、偽悪、虚偽、虚飾、かっこつけ……」そういった、普通の人間なら何とも思わないいわゆるマーケティングされたかりそめの善のようなものを難なく剥がすというか、シレッと暴いてみせる知性のような煌めきがありました。1970年代の萩本欽チャンを頂点としたうわべだけの善意をまとった偽善の笑いを、根底から突き崩し、それに心酔したさんまや所、鶴太郎、洋七などが持ち上げました。また彼をとりまくスタッフもできました。そのスタッフの中に優秀な映画のエキスパートをたくさん取り入れたことで、なんとなく映画の本道に近い作品ができあがっていますが、監督・武としての本領はそこにはありません。本題に戻りましょう。たけしの映画はどうか……。結局、時代の徒花(あだばな)的な存在価値はありますが、人の魂に長く残る名作では断じてありないことは明言しておきます。

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