クレシッダ・コーウェル : ウィキペディア(Wikipedia)

クレシッダ・コーウェル(Cressida Cowell、1966年4月15日 - )はイギリスの児童文学作家。ロンドン出身。代表作は『ヒックとドラゴン(How to Train Your Dragon)』シリーズで、2010年に映画化された。

来歴

1966年にロンドンで生まれる。コーウェルの父は環境保護主義者で野鳥観察の趣味があり、コーウェルが幼い頃には休日を家族と共に無人島で過ごした。何もないこの島で家族とサバイバル生活を送るが、コーウェルの父は時にこの島に棲むドラゴンの話を聞かせた。幼かったコーウェルにとってこの話は興味を引き、ドラゴンが本当にいると信じるようになった。この頃コーウェルは8歳であったが、ドラゴンの話を書き始めていた。

後にコーウェルは、オックスフォード大学へ進学。大学では英文学を専攻した。また、やブライトン大学でグラフィックデザイン、イラストレーションに関する学位を取得している。

人物

1男2女の母親である。

著書

単著

  • 『ヒックとドラゴン 1 (伝説の怪物)』 相良倫子・陶浪亜希訳、小峰書店、2009年、ISBN 978-4338249010
  • 『ヒックとドラゴン 2 (深海の秘宝)』 相良倫子・陶浪亜希訳、小峰書店、2009年、ISBN 978-4338249027
  • 『ヒックとドラゴン 3 (天牢の女海賊)』 相良倫子・陶浪亜希訳、小峰書店、2010年、ISBN 978-4338249034
  • 『ヒックとドラゴン 4 (氷海の呪い)』 相良倫子・陶浪亜希訳、小峰書店、2010年、ISBN 978-4338249041
  • 『ヒックとドラゴン 5 (灼熱の予言)』 相良倫子・陶浪亜希訳、小峰書店、2010年、ISBN 978-4338249058
  • 『ヒックとドラゴン 6 (迷宮の図書館)』 相良倫子・陶浪亜希訳、小峰書店、2010年、ISBN 978-4338249065
  • 『ヒックとドラゴン 7 (復讐の航海)』 相良倫子・陶浪亜希訳、小峰書店、2010年、ISBN 978-4338249072
  • 『ヒックとドラゴン 8 (樹海の決戦)』 相良倫子・陶浪亜希訳、小峰書店、2011年、ISBN 978-4338249089
  • 『ヒックとドラゴン 9 (運命の秘剣)』 相良倫子・陶浪亜希訳、小峰書店、2012年、ISBN 978-4338249096
  • 『ヒックとドラゴン 10 (砂漠の宝石)』 相良倫子・陶浪亜希訳、小峰書店、2013年、ISBN 978-4338249102
  • 『ヒックとドラゴン 外伝 トゥースレス大騒動』 相良倫子・陶浪亜希訳、小峰書店、2012年、ISBN 978-4338249515
  • 『としょかんへいくピープちゃん』 佐藤見果夢訳、評論社〈評論社の児童図書館・絵本の部屋 しかけ絵本の本棚〉、1999年、ISBN 978-4566004887
  • 『なきむしあかちゃん』 主婦の友社〈主婦の友はじめてブックシリーズ〉、2004年、ISBN 978-4072432112
  • 『そのウサギはエミリー・ブラウンのっ!』 松川真弓訳、評論社〈評論社の児童図書館・絵本の部屋〉、2008年、ISBN 978-4566008748

ほか

関連項目

  • ヒックとドラゴン (映画) - 2010年に映画化。

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2021/12/22 18:33 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「クレシッダ・コーウェル」の人物情報へ