大森健次郎 : ウィキペディア(Wikipedia)

大森 健次郎(おおもり けんじろう、1938年11月3日 - 2006年12月3日)は、日本の映画監督である。中国・青島出身。

来歴・人物

日比谷高校を経て、1957年に東京大学経済学部卒業。同年、東宝の助監督として入社。同期には出目昌伸がいた。黒澤明千葉泰樹鈴木英夫らに師事。1970年『どですかでん』でチーフ助監督を務める。

1973年『二十歳の原点』で監督デビュー。1983年に退社し、フリーとなる。

2006年12月3日、肺炎のため、東京都渋谷区の病院で死去。満68歳没。

代表作

演出助手作品

  • 1959年 - 『まり子自叙伝 花咲く星座』
  • 1960年 - 『恐妻党総裁に栄光あれ』、『男対男』
  • 1961年 - 『別れて生きるときも』、『サラリーマン弥次喜多道中』、『続サラリーマン弥次喜多道中』
  • 1962年 - 『早乙女家の娘たち』
  • 1963年 - 『天国と地獄』、『ハワイの若大将』、『太陽は呼んでいる』
  • 1965年 - 『赤ひげ』、『大冒険』
  • 1966年 - 『怒涛一万浬』、『狸の休日』
  • 1967年 - 『クレージーだよ 天下無敵』、『坊っちゃん社員 青春は俺のものだ!』、『坊っちゃん社員 青春でつッ走れ!』、『でっかい太陽』、『燃えろ!太陽』
  • 1968年 - 『首』、『リオの若大将』、『街に泉があった』、『燃えろ!青春』、『二人の恋人』
  • 1969年 - 『ニュージーランドの若大将』、『水戸黄門漫遊記』
  • 1970年 - 『どですかでん』
  • 1971年 - 『潮騒』

映画監督作品

  • 1973年 - 『二十歳の原点』
  • 1976年 - 『岸壁の母』
  • 1980年 - 『地震列島』

協力監督作品

  • 1974年 - 『エスパイ』
  • 1978年 - 『聖職の碑』

テレビドラマ

  • 1970年 - 『兄貴の恋人』
  • 1975年 - 『俺たちの旅』、『突如として男が』
  • 1976年 - 『妻と愛人』
  • 1978年 - 『人間の証明』
  • 1980年 - 『小さな追跡者』

注釈

出典

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/17 18:49 UTC (変更履歴
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