エリザベス・テイラー(Dame Elizabeth Taylor , DBE, 本名:Dame Elizabeth Rosemond Taylor, DBE, 1932年2月27日 - )は、イギリス出身の女優。愛称は「リズ(Liz)」。
来歴
生い立ち
イギリス・ロンドンにて、アメリカ人の両親のもとに生まれる。目の虹彩の色が非常にまれなバイオレットであるといわれている。父親は美術商、母親は元舞台女優(結婚時に引退)。7歳の時に父親の仕事の都合でアメリカ合衆国へ移住した。
キャリア
1942年に『There's One Born Every Minute』の端役で映画デビュー。以後、『緑園の天使』などでシャーリー・テンプルの次の世代の人気子役として活躍した。
1950年代に入ると『愛情の花咲く樹』や『熱いトタン屋根の猫』などでアカデミー主演女優賞候補となり、アメリカを代表する女優となる。1960年公開の『バタフィールド8』と1966年公開の『バージニア・ウルフなんかこわくない』でアカデミー主演女優賞を2度受賞している。
1980年以降は舞台やテレビドラマにも出演。また、「パッション」や「ホワイト・ダイヤモンズ」という名の香水を発売。
多彩な結婚歴
8度の結婚と7回の離婚(3度目の夫マイク・トッドとは死別)を経験し、私生活でも話題に事欠かなかった。最初の結婚相手はコンラッド・ヒルトン・ジュニア(ヒルトン姉妹の祖父の兄にあたる)。2度目は俳優マイケル・ワイルディング。4度目は歌手エディー・フィッシャー。『クレオパトラ』で共演したリチャード・バートンとは2度結婚生活を送った。現在は4人の子供と9人の孫がいる。
現在
近年は皮膚がん・脳腫瘍を患うなど病気がちで、重病説、寝たきり生活説など様々な憶測が飛び交った時期がある。しかし2006年5月、アメリカのCNNのインタビュー番組『ラリー・キング・ライブ』にテイラー本人が登場。自身の健在ぶりを示すと共に近年の活動を語り、それらの噂をきっぱりと否定した。
1980年代以降エイズ撲滅を目指す慈善活動でも知られる。1992年、ロンドンのウェンブリースタジアムで開催されたフレディ・マーキュリー追悼コンサートでは、エイズ予防の啓発のためのスピーチを行っている。1987年にはレジオンドヌール勲章を、2000年には英国王室より「デイム」の称号を受ける。マイケル・ジャクソンとは友人であり、非常に親しかった。2009年6月のマイケル死去の際には代理人を通して「悲しみにうちひしがれコメントできない」とその胸中を語った。
主な出演作品
- 名犬ラッシー 家路 [[:en:Lassie Come Home|Lassie Come Home]] (1943)
- ジェーン・エア [[:en:Jane Eyre (1944 film)|Jane Eyre]] (1944)
- ドーヴァーの白い崖 [[:en:The White Cliffs of Dover (1944 film)|The White Cliffs of Dover]] (1944)
- 緑園の天使 [[:en:National Velvet (film)|National Velvet]] (1945)
- 名犬ラッシー/ラッシーの勇気 Courage of Lassie (1946)
- 若草物語 [[:en:Little Women (1949 film)|Little Women]] (1949)
- 花嫁の父 [[:en:Father of the Bride (1950 film)|Father of the Bride]] (1950)
- 可愛い配当 [[:en:Father's Little Dividend|Father's Little Dividend]] (1951)
- 陽のあたる場所 [[:en:A Place in the Sun|A Place in the Sun]] (1951)*キネマ旬報ベストテン第10位
- 黒騎士 [[:en:Ivanhoe (1952 film)|Ivanhoe]] (1952)
- ラプソディー [[:en:Rhapsody (1954 film)|Rhapsody]] (1954)
- 巨象の道 [[:en:Elephant Walk|Elephant Walk]] (1954)
- 雨の朝巴里に死す [[:en:The Last Time I Saw Paris|The Last Time I Saw Paris]] (1954)
- ジャイアンツ [[:en:Giant (film)|Giant]] (1956)
- 愛情の花咲く樹 [[:en:Raintree County|Raintree County]] (1957)
- 熱いトタン屋根の猫 [[:en:Cat on a Hot Tin Roof (film)|Cat on a Hot Tin Roof]] (1958)
- 去年の夏 突然に [[:en:Suddenly, Last Summer (film)|Suddenly, Last Summer]] (1959)
- バターフィールド8 [[:en:BUtterfield 8|BUtterfield 8]] (1960)*アカデミー主演女優賞受賞
- クレオパトラ [[:en:Cleopatra (1963 film)|Cleopatra]] (1963)
- 予期せぬ出来事 [[:en:The V.I.P.s|The V.I.P.s]] (1963)
- いそしぎ [[:en:The Sandpiper|The Sandpiper]] (1965)
- バージニア・ウルフなんかこわくない [[:en:Who's Afraid of Virginia Woolf? (film)|Who's Afraid of Virginia Woolf?]] (1966)*アカデミー主演女優賞受賞
- じゃじゃ馬ならし [[:en:The Taming of the Shrew (1967 film)|The Taming of the Shrew]] (1967)
- 禁じられた情事の森 [[:en:Reflections in a Golden Eye (film)|Reflections in a Golden Eye]] (1967)
- 夕なぎ [[:en:Boom! (1968 film)|Boom!]](1968)
- 秘密の儀式 [[:en:Secret Ceremony|Secret Ceremony]] (1968)
- 別離 Ash Wednesday (1974)
- ザッツ・エンタテインメント [[:en:That's Entertainment!|That's Entertainment!]] (1974)
- 青い鳥 [[:en:The Blue Bird (1976 film)|The Blue Bird]](1976)
- クリスタル殺人事件 [[:en:The Mirror Crack'd|The Mirror Crack'd]] (1980)
- 南北戦争物語 愛と自由への大地 [[:en:North and South (TV miniseries)|North and South]](1985)
- トスカニーニ 愛と情熱の日々 Young Toscanini (1988)
- ザ・シンプソンズ [[:en:The Simpsons|The Simpsons]] (1992,1993,2002)
- フリントストーン モダン石器時代 [[:en:The Flintstones (film)|The Flintstones]] (1994)
- トゥルーへの手紙 (2004)
主な受賞
- アカデミー賞
- 1960年 主演女優賞『バタフィールド8』
- 1966年 主演女優賞『バージニア・ウルフなんかこわくない』
- 1992年 ジーン・ハーショルト友愛賞
- ゴールデングローブ賞
- 1956年 特別賞『CONSISTENT PERFORMANCE』
- 1959年 主演女優賞(ドラマ部門)『去年の夏 突然に』
- 1973年 世界でもっとも好かれた女優
- 1984年 セシル・B・デミル賞
- 英国アカデミー賞
- 1966年 主演女優賞『バージニア・ウルフなんかこわくない』
- 1998年 アカデミー友愛賞
外部リンク
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