ふづき美世 : ウィキペディア(Wikipedia)

ふづき 美世(ふづき みよ、7月28日『宝塚おとめ 2005年度版』 阪急コミュニケーションズ、2005年、27頁。ISBN 4-484-05507-4。 - )は、元宝塚歌劇団花組トップ娘役。

埼玉県久喜市、東邦第二高等学校出身。身長159cm。愛称は「ふー」。

来歴

1993年、宝塚音楽学校入学。

1995年、宝塚歌劇団に81期生として入団。星組公演「国境のない地図」で初舞台。その後、花組に配属。

1999年、愛華みれ大鳥れいトップコンビ大劇場お披露目となる「夜明けの序曲」で、新人公演初ヒロイン。その後も3度に渡って新人公演ヒロインを務める。

2001年9月1日付で宙組へと組替え『2001年宝塚 Stage Album』 阪急コーポレーション、2002年、77頁。ISBN 4-89485-081-8。。

2002年、「エイジ・オブ・イノセンス」(バウホール・日本青年館公演)で、美羽あさひとバウホール・東上公演ダブルヒロイン。同年12月29日付で再び花組へ組替えとなる『2002年宝塚 Stage Album』 阪急コーポレーション、2003年、81頁。ISBN 4-89485-114-8。。

2003年2月10日付で花組トップ娘役に就任。春野寿美礼の2人目の相手役として、「野風の笛/レヴュー誕生」でトップコンビ大劇場お披露目。

2006年2月12日、「落陽のパレルモ/ASIAN WINDS!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団ふづき美世が会見 退団の心境語る 産経新聞ENAK。。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

初舞台

  • 1995年3 - 5月、星組『国境のない地図』(宝塚大劇場のみ)

花組時代

  • 1995年6 - 11月、『エデンの東』『ダンディズム!』
  • 1996年1 - 4月、『花は花なり』『ハイペリオン』
  • 1996年6 - 8月、『ハウ・トゥー・サクシード』(宝塚大劇場)
  • 1996年9 - 10月、『エデンの東』『ダンディズム!』(全国ツアー)
  • 1996年11月、『ハウ・トゥー・サクシード』(東京宝塚劇場)
  • 1996年12 - 1997年1月、『香港夜想曲』(バウホール)
  • 1997年2 - 6月、『失われた楽園』『サザンクロス・レビュー』
  • 1997年8 - 9月、『ザッツ・レビュー』(宝塚大劇場)
  • 1997年10 - 11月、『白い朝』(バウホール) - おその
  • 1997年12月、『ザッツ・レビュー』(東京宝塚劇場) - 新人公演:勝子(本役:貴柳みどり
  • 1998年2 - 3月、『白い朝』(日本青年館) - おその
  • 1998年5 - 10月、『SPEAKEASY』 - 新人公演:モーリー(本役:舞風りら)『スナイパー』
  • 1998年10 - 11月、『Endless Love』(バウホール)
  • 1999年1 - 2月、『夜明けの序曲』(宝塚大劇場) - 新人公演:川上貞(本役:大鳥れい新人公演初ヒロイン
  • 1999年3月、『冬物語』(バウホール) - 十郎太
  • 1999年4 - 5月、『夜明けの序曲』(1000days劇場) - 新人公演:川上貞(本役:大鳥れい)
  • 1999年6月、『Endless Love』(愛知厚生年金会館・日本青年館)
  • 1999年8 - 12月、『タンゴ・アルゼンチーノ』 - サラ『ザ・レビュー'99』
  • 2000年2月、『タンゴ・アルゼンチーノ』『ザ・レビューIV』(中日劇場)
  • 2000年4 - 5月、『源氏物語 あさきゆめみし』 - ちい姫、新人公演:紫の上/藤壺(本役:大鳥れい)『ザ・ビューティーズ!』(宝塚大劇場) 新人公演ヒロイン5/9〜15はベルリン公演出演のため休演。
  • 2000年6 - 7月、ベルリン公演『宝塚 雪・月・花』『サンライズ・タカラヅカ』(フリードリッヒシュタット・パラスト劇場)
  • 2000年7 - 8月、『源氏物語 あさきゆめみし』 - ちい姫、新人公演:紫の上/藤壺(本役:大鳥れい)『ザ・ビューティーズ!』(1000days劇場)7/1〜17はベルリン公演出演のため休演。
  • 2000年11 - 2001年3月、『ルートヴィヒII世』 - 新人公演:幻(本役:大鳥れい)『Asian Sunrise』 新人公演ヒロイン
  • 2001年4 - 5月、『源氏物語 あさきゆめみし』 - 女三の宮『ザ・ビューティーズ!』(全国ツアー)
  • 2001年7 - 8月、『ミケランジェロ』 - アンジェロ5『VIVA!』(宝塚大劇場のみ)

宙組時代

  • 2001年11 - 2002年3月、『カステル・ミラージュ』 - リリー、新人公演:ジュリエッタ(本役:陵あきの)『ダンシング・スピリット!』
  • 2002年4 - 5月、『エイジ・オブ・イノセンス』(バウホール・日本青年館) - エレン・オレンスカ伯爵夫人 バウ・東上Wヒロイン
  • 2002年7 - 11月、『鳳凰伝』 - アデルマ『ザ・ショー・ストッパー』

花組トップ娘役時代

  • 2003年3 - 4月、『不滅の棘(とげ)』(ドラマシティ・赤坂ACTシアター) - フリーダ・プルス/フリーダ・ムハ トップお披露目公演
  • 2003年5 - 9月、『野風の笛』 - 五郎八姫『レヴュー誕生』 大劇場トップお披露目公演
  • 2003年10 - 11月、『琥珀色の雨にぬれて』 - シャロン・カザティ『Cocktail』(全国ツアー)
  • 2004年1 - 5月、『天使の季節』 - マルゲリタ『アプローズ・タカラヅカ!』
  • 2004年5 - 6月、『ジャワの踊り子』(全国ツアー) - アルヴィア
  • 2004年8 - 11月、『La Esperanza(ラ・エスペランサ)』 - ミルバ『TAKARAZUKA舞夢!』
  • 2004年12 - 2005年1月、『天の鼓-夢幻とこそなりにけれ-』(ドラマシティ・日本青年館) - 照葉
  • 2005年3 - 7月、『マラケシュ・紅の墓標』 - オリガ『エンター・ザ・レビュー』
  • 2005年8月、『マラケシュ・紅の墓標』 - オリガ『エンター・ザ・レビュー』(博多座)
  • 2005年11 - 2006年2月、『落陽のパレルモ』 - アンリエッタ・クラウディア・カヴァーレ『ASIAN WINDS!』 退団公演

出演イベント

  • 1996年3月、紫吹淳ディナーショー『La Romance』
  • 1997年4月、匠ひびきディナーショー『Pearl Eyes』
  • 1997年7月、第三回『アキコ・カンダレッスン発表会』
  • 1997年12月、『アデュー東京宝塚劇場』
  • 1998年7月、『'98宝塚巴里祭』
  • 2000年9月、TCAスペシャル2000『KING OF REVUE』
  • 2000年9月、伊織直加ディナーショー『LOVE BEAT』
  • 2001年1月、『花組エンカレッジ・コンサート』
  • 2001年6月、TCAスペシャル2001『タカラヅカ夢世紀』
  • 2001年8月、『花組-リプライズ-エンカレッジ・コンサート』
  • 2002年6月、TCAスペシャル2002『DREAM』
  • 2002年9月、轟悠スペシャルコンサート『Stylish!』
  • 2002年12月、轟悠ディナーショー『The way Yu are』
  • 2003年6月、TCAスペシャル2003『ディア・グランド・シアター』
  • 2004年7月、TCAスペシャル2004『タカラヅカ90』
  • 2004年11月、『ベルサイユのばら30』
  • 2005年4月、TCAスペシャル2005『Beautiful Melody Beautiful Romance』
  • 2005年9月、ふづき美世ミュージック・サロン『La vie en rose』 主演
  • 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』

宝塚歌劇団退団後の主な活動

受賞歴

  • 2004年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 女役賞

出典

注釈

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/10/06 15:37 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「ふづき美世」の人物情報へ