向後つぐお : ウィキペディア(Wikipedia)

向後 つぐお(こうご つぐお、1949年11月19日 - )は、日本の漫画家。東京都江東区亀戸出身。現在のペンネームは向後次雄。また、デビュー時はこうご次男というペンネームを使用していた。

来歴

16歳の時、永島慎二の元に内弟子として入る(当時のアシスタント仲間に村岡栄一や三橋乙揶らがいた)。デビュー作は18歳の時、「COM」1968年5月号付録「ぐら・こん」Vol.1に掲載された「埃」(ちなみに、同本には村岡栄一のデビュー作「風船」も掲載されている)。永島慎二のアメリカ旅行(1968年)の間は辻なおきのアシスタントになり、永島慎二の帰国に伴い再び戻り1年間アシスタントを務めたのち独立した。『劇画・マンガ家オール名鑑』 徳間書店、1979年1月25日発行。 青年誌を中心に、女性を主人公にした作品が多い。

永島のアシスタントだった向後つぐお、村岡栄一、三橋乙揶らは、永島の作品「若者たち」のモデルとなっている。

主要単行本リスト

  • 大江戸かわら版(原作・荒木一郎)(桃園書房、1977年)
  • 真知子(日本文芸社、1977年~、全6巻)
  • 浅草三文オペラ(而立書房、1979年)
  • 真知子(松文館)
  • 浅草三文オペラ 真知子 星の降る日に(松文館)
  • 真知子 みゆきぼたん雪(松文館、1993年)
  • 女子大生娼婦(ラジコン・ブルース①)(日本文芸社、1980年)
  • 白い肌の記憶(ラジコン・ブルース②)(日本文芸社、1980年)
  • 女子大生娼婦 ラジコン・ブルース(松文館、1992年)
  • ひと夜分の青春(けいせい出版、1985年)
  • オビ屋稼業(原作・東史郎)(松文館、1991年)
  • すっ飛びの桂馬(日本文芸社、1984年~、全6巻)
  • おとこ喰い(原作・伊東恒久)(1989年~、芳文社、全10巻)
  • 茗荷谷なみだ坂診療所(原作・宇治谷順)(芳文社、2001年~、第1,2巻)

師匠

永島慎二

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2021/05/31 07:27 UTC (変更履歴
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