杉浦正一郎 : ウィキペディア(Wikipedia)

杉浦 正一郎(すぎうら しょういちろう、1911年2月9日 - 1957年2月23日)は、日本の俳諧研究者。

兵庫県神戸市生まれ。1934年東京帝国大学文学部卒。大阪高等学校の友人と『コギト』を創刊。志田義秀、潁原退蔵に師事して俳諧を研究。天理図書館、千代田女子専門学校、佐賀高等学校、戦後北海道大学助教授、九州大学教養部助教授。在職中に46歳で死去。

著書

  • 『芭蕉研究』岩波書店 1958
  • 『おくのほそ道評釈』東京堂(国文学評釈叢書)1959
共編
  • 『大和文學巡禮』坪井明共編 天理時報社 1944

校注・訳

  • 松尾芭蕉『奥の細道』校註 武蔵野書院 1949
  • 向井去来、凡兆共撰『猿蓑 影印新註』武蔵野書院 1951
  • 『日本古典文学全集 現代語訳 芭蕉集』河出書房 1956
  • 『おくのほそ道』1957 岩波文庫
  • 『日本古典文学大系 第46 芭蕉紀行・日記、俳文』(宮本三郎と校注) 岩波書店 1959

参考

  • 日本近代文学大事典

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/11 15:08 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「杉浦正一郎」の人物情報へ