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ベン・ハー(1959年・ウィリアム・ワイラー監督)は素晴らしい映画なのですか?確かにチャリオットの競争シーンは言うに及ばず、ガレー船の見事さ、エキストラの膨大さ、現代の映画が及ばない表現が多々あると思います。しかし、それ以上に私はユダヤ至上主義というか、選民思想が鼻に付くのです。ハリウッドを作り上げたのはユダヤ人たちの力が大きかったと聞いています。単なるユダヤ賛美映画じゃないか、という見方をしてしまいます。冒頭で述べた撮影技術の素晴らしさと、勧善懲悪・キリスト賛美・ユダヤ至上という筋書きのつまらなさのギャップが激しいので興ざめな映画だと思います。こんなひねくれた見方しかできない私に、ベン・ハーの素晴らしさと、この映画が50年経った今でも評価されている理由を教えてください。
質問日時: 2009/08/25 15:41:48
解決日時: 2009/08/31 16:28:15
まず、「我々は日本人で、この映画を作った人たちは西洋人」という事実をお忘れではありませんか?彼らにとって、旧約聖書、新約聖書とは、まさに「聖書」であり、あれが彼らの常識なのです。もちろん、私も、ユダヤ至上主義でローマが極悪非道の帝国、という宗教観は受け入れられません。しかし、彼らの精神の根幹を成す部分にケチをつけても仕方がありません。「西洋人は、そう考えるんだな」と、冷静に、客観的に、我々も「考える」と良いのです。それを受け入れた上で観れば、やはり傑作ですよ。壮大なストーリー、凄まじい映像、見事な演技、心に残る音楽などなど、アカデミー賞11冠は伊達ではありません。我々日本が、日本人の美意識に基づいて作った物語、例えば、忠臣蔵などは、西洋人にとっては、理解し難い話で、とあるアメリカ人が、あなたと同じように、「単なる武士道賛美映画じゃないか」と思っているかもしれませんよ。
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