中村又一 : ウィキペディア(Wikipedia)

中村 又一(なかむら またいち、1890年(明治23年)10月1日『大衆人事録』 - 1971年(昭和46年)2月22日『政治家人名事典』)は、日本の衆議院議員(立憲民政党→日本進歩党→民主党)、司法参与官。弁護士。

経歴

佐賀県藤津郡古枝村(現在の鹿島市)出身『衆議院要覧』。日本大学で学んだ後、1914年(大正3年)から翌年にかけて臨時陸軍輜重輸卒として日独戦争に従軍し、金鵄勲章を得た『最新業界人事盛衰録』。1916年(大正5年)、三菱鉱業唐津鉱業所に入り、やがて台湾製糖に移った。そのかたわら1919年(大正8年)に明治大学法学部を卒業。1923年(大正12年)に弁理士試験に合格し、さらに翌年には弁護士試験に合格して開業した。その後、東京市会議員、同参事会員に選出された。その他、日本弁護士協会理事、明治大学評議員、大日本殊勲軍人会会長、麻布区教育会会長などを務めた。

1936年(昭和11年)、第19回衆議院議員総選挙に出馬し当選を果たした。

戦後は第22回衆議院議員総選挙から3回連続当選を果たし、第1次吉田内閣で司法参与官を務めた。

参考文献

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/03/14 12:54 UTC (変更履歴
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