岡部達 : ウィキペディア(Wikipedia)

岡部 達(おかべ たつと記載。、1934年11月17日と記述。 - 2022年8月26日)は、日本のアナウンサー。

日本統治時代の台湾・台北市出身と記述。。ラジオ東京→TBS1960年11月29日より、東京放送へ社名変更。2001年10月にラジオ部門がTBSラジオ&コミュニケーションズへ、2009年4月にテレビ部門がTBSテレビへそれぞれ分離され、放送持株会社「東京放送ホールディングス(TBSHD)」となった。で活動していた。

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経歴・人物

早稲田大学教育学部と記述。を卒業して外部リンク(TBSアナウンススクール講師一覧)1957年4月にラジオ東京(現・TBS)へアナウンサー5期生として入社(同期には青柳純一、金坂光春、仁村秀雄、山本文郎、麻生雅子、石川知子、大場ゆかり、草間範子、佐藤美智子、鈴木美江、須藤孝子、前田和子、町田教子、三好和子)。主にスポーツ実況(野球、ボクシング、フィギュア、ラグビー、アイスホッケー)やラジオDJを担当していた。1963年11月1日に報道局運動部兼ニュース部アナウンサーとなる。1967年11月15日にアナウンサー研修室設置に伴い報道局運動部兼アナウンサー研修室付、1970年7月にラジオ本部アナウンス室兼テレビ本部報道運動部勤務の後、1977年3月にラジオ本部アナウンス室(1983年6月29日にラジオ本部アナウンス部に組織変更)のみ所属となる。近代オリンピックでは1964年(東京)と1972年(札幌)の二度にわたり実況を担当。このうち、札幌の開会式ではテレビ中継を担当した。ボクシング中継では、具志堅用高のWBA世界ジュニアフライ級(ライトフライ級)王座初挑戦の試合(対ファン・ホセ・グスマン)を担当以来、13回目のタイトル防衛戦まで担当した(王座陥落の14回目は、平原晋太郎が担当)。1986年5月に秘書室へ異動しアナウンス職から離れる。

1988年2月のテレビ本部社会情報局異動後は、4月から1992年3月までの4年間城戸真亜子と共にワイドショー番組『3時にあいましょう』のメインキャスターを務めた。

1992年6月にテレビ総局ネットワーク局JNNネットワーク協議会事務局へ異動後、1994年11月にTBSを定年退職。定年退職後は、短期大学講師やTBSアナウンススクール特別講師を務める。

2022年8月26日、前立腺がんのため、死去元TBSアナ岡部達さん死去、87歳 具志堅用高氏涙「防衛戦は13回、全て岡部さんが実況」 - 日刊スポーツ 2022年8月29日。。8月29日、告別式が営まれた。

家系

安川敬一郎の叔父である福岡藩士・儒者の岡部榴園は祖父である。安川家とその累世之墓 - 藤野義一 2021年8月9日

詳細情報

出演番組

スポーツ中継

  • プロ野球中継(テレビ中継・ラジオ中継『TBSエキサイトナイター』)
    • 日本選手権シリーズ
    • オールスターゲーム
  • ボクシング中継(『東洋チャンピオンスカウト』など)
    • WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
  • 世界フィギュアスケート選手権大会(テレビ)
  • アイスホッケー中継
  • マラソン中継
  • レスリング中継

スポーツ中継以外

ラジオ
  • 若い目のパリ(1961年)
  • 今週のベストテン(1963年)
  • フェザー・シルバー・タイム(1963年)
  • パーソナル・ダイヤル(1967年)
  • ミュージックパトロール(1970年)
  • ミュージック・オン・ステージ(1974年)
テレビ
  • スポーツデスク(1975年 - 1976年。1975年4月5日より土曜日に放送していたスポーツ番組。1978年開始のスポーツニュース『JNNスポーツデスク』とは別番組)
  • 3時にあいましょう(1988年4月 - 1992年3月)
  • オールスター感謝祭

出演映画

  • ゴジラ対ヘドラ(1971年)岡部アナウンサー 役

注釈

出典

参考文献

  • TBS50年史(2002年1月、東京放送編・発行)…国立国会図書館の所蔵情報
    • 付録のDVD-ROM『ハイブリッド検索編』に収録されたPDFファイル
      • 『TBSアナウンサーの動き』(ラジオ東京→TBSの歴代アナウンサーの記録を、同社の歴史とともにまとめた文書)
      • 1997年に東京放送から発行された社内報掲載記事『座談会 炎の声』(新旧TBSスポーツアナウンサーによる座談会)の再録

関連項目

  • TBSテレビのアナウンサー一覧
  • 早稲田大学の人物一覧

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/07 16:56 UTC (変更履歴
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