石原立也 : ウィキペディア(Wikipedia)

石原 立也(いしはら たつや、1966年7月31日 - )は、日本の男性アニメーター、アニメーション演出家、アニメーション監督。京都府舞鶴市出身。京都アニメーション取締役。

来歴

大阪デザイナー専門学校卒業後、京都アニメーションに入社。入社して数年はアニメーターとして活動する。

その後、1992年に『ドラえもん』の第1169話「役立つもの販売機」で初演出し、それを境に演出に転向。当初は京都アニメーションの業務形態が下請け中心だったため、TVアニメの監督経験の無い期間が長かったが、同会社が元請け制作に乗り出したことをきっかけに2005年『AIR』にてテレビシリーズ初監督を務める。

2006年には『涼宮ハルヒの憂鬱』の監督を手がけ、東京アニメアワードやアニメーション神戸で優秀作品賞を受賞。同年秋からは『Kanon』『CLANNAD』『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』と毎年一作品ずつ、Key原作のアニメーション化を監督した。

人物

TVアニメ版の監督を務めた『AIR』『Kanon』『CLANNAD』の原作を制作した「Key」のファンである『TV版AIR スタッフオーディオコメンタリー』『CLANNAD スペシャル監督インタビュー』より。

平野綾が台本の裏に落書きした『ねこマン』のメジャーデビューに一役買ったり、『CLANNAD』の台詞から同作品のインターネットラジオ『渚と早苗のおまえにレインボー』の題名を提案したりと、劇中のフレーズや制作現場で自然発生的に生まれたものに目を付ける事が多い。

フラッシュバックの演出を用いることが多い。

参加作品

テレビアニメ

監督作品

絵コンテ・演出など

劇場アニメ

OVA

その他

参考文献

関連項目

  • 京都アニメーション
  • アニメ関係者一覧

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/02/26 14:15 UTC (変更履歴
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