赤城マリ子 : ウィキペディア(Wikipedia)

赤城 マリ子(あかぎ まりこ、1954年1月6日 - )は、岩手県盛岡市出身の元女子プロレスラー。本名・加瀬谷 東子。

来歴

中学卒業後に上京。会社員として勤務後、全日本女子プロレスに入門。当時の女子プロレスラーには珍しい、数々の技を使いこなす随一のテクニシャンだった。全女を経営する松永家とは親戚に当たる(これは初代・赤木マリ子の情報)2代目は縁故関係はない。

リングネームは赤木まり子より2代目を襲名(初代はマスクをかぶりマスクド・マリに変身)。後に表記は「赤城マリ子」に変わった。

1970年3月19日デビュー。

1972年10月11日、ジャンボ宮本と組み、WWWA世界タッグを獲得。ペギー黒田、佐々木順子、柳みゆき、マッハ文朱とのタッグでも王座に君臨した。

シングルでも1976年3月15日にジャンボ宮本よりWWWA世界王座を奪取。

選手晩年は覆面ヒールに転向し、シルバー・サタン(鋤崎真澄)とのシルバー・ペアを組んだ。

1979年7月31日に鋤崎真澄と一緒に引退。フジテレビ「全日本女子プロレス中継」解説者となる。

退社後は品川区で「マリ子の店」を経営していたが、2009年末、閉店。

店を経営してからはほとんどマスコミに現さなかったが、2010年に短編映画「ミステルロココ」に協力するとともに女優として出演も果たした。

なお、引退後に全女入りした立野記代が3代目赤城マリ子を襲名する話も出ていた「レディース・ゴング 全女35周年記念増刊号」より。

2022年1月のブル中野のぶるちゃんねるに登場。ブル中野と対談を行っている。

タイトル

  • AGWAインターナショナルタッグ王座
  • WWWA世界シングル王座
  • WWWA世界タッグ王座

得意技

  • フライングボディアタック
  • 卍固め
  • 足4の字固め
  • ヤシの実割り

テレビ出演

  • 江戸特捜指令 第17話「くの一!花嫁に何が起ったか」(1977年、MBS / 三船プロダクション) - かがり 役
  • 夜明けの刑事 第107話「女子プロレスラー奮戦す」(1977年、TBS / 大映テレビ)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/08/22 20:31 UTC (変更履歴
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