西村健 : ウィキペディア(Wikipedia)
西村 健(にしむら けん、1965年7月11日 -)は、日本の小説家。福岡県福岡市生まれ。6歳より三池炭鉱のある大牟田市で育つ朝日新聞デジタル:炭鉱の警官、父の謎追う 西村健「地の底のヤマ」。ラ・サール高等学校、東京大学工学部卒業東京福岡県人会/会報(抜粋)/2013年06月号/02頁特集・新春対談「私の好きな大牟田」。
大学在学中より、新宿ゴールデン街で内藤陳が経営する酒場「深夜プラス1」に通い始める。卒業後、労働省(現・厚生労働省)に入省。4年で退職してフリーライターになる。1996年、「ビンゴ」で作家デビュー。
文学賞受賞・候補歴
- 1996年 - 「ビンゴ」で第15回日本冒険小説協会大賞(特別部門大賞)受賞
- 2005年 - 「劫火」で第24回日本冒険小説協会大賞(国内部門)受賞。
- 2008年 - 「点と円」で第61回日本推理作家協会賞(短編部門)候補。
- 2010年 - 「残火」で第29回日本冒険小説協会大賞(国内部門)受賞。
- 2011年 - 「地の底のヤマ」で第30回日本冒険小説協会大賞(国内部門)受賞、第33回吉川英治文学新人賞受賞。
- 2012年 - 「地の底のヤマ」で第65回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補。福岡県文化賞(奨励部門)受賞。
- 2014年 - 「ヤマの疾風」で第16回大藪春彦賞受賞。
作品リスト
小説
- ビンゴ(1996年8月 講談社ノベルス / 2001年1月 講談社文庫)
- 脱出(1997年9月 講談社ノベルス / 2002年7月 講談社文庫)
- ギャップ(1998年3月 角川書店 / 2012年4月 集英社文庫)
- 突破(1999年8月 講談社ノベルス / 2003年8月 講談社文庫)
- あぶく銭(2001年3月 角川書店)
- [改題]マネーロワイヤル(2011年4月 集英社文庫)
- 却火(2005年12月 - 2006年1月 講談社ノベルス[上・下] / 2007年1月 - 4月 講談社文庫[全4巻])
- 笑い犬(2006年9月 スパイス / 2008年6月 講談社文庫)
- ゆげ福シリーズ
アンソロジー
ノンフィクション
- 霞ヶ関残酷物語(2002年7月 中公新書ラクレ)
- 東京路線バス-文豪・もののけ巡り旅(2023年4月、小学館新書)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/20 10:14 UTC (変更履歴)
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