市山尚三 : ウィキペディア(Wikipedia)

市山 尚三(いちやま しょうぞう、1963年 - )は、日本の映画プロデューサー。「市川 尚三」と表記されることもある。侯孝賢や賈樟柯といった監督たちの作品を手がけた。

経歴

1963年、山口県新南陽市(現:周南市)生まれ。山口県立徳山高等学校を経て、東京大学経済学部を卒業。1987年、松竹に入社。1998年、松竹を退社し、ティー・マークに入社。2000年、東京フィルメックスを立ち上げる。2008年、賈樟柯監督の『四川のうた』を製作する。

2019年、第37回川喜多賞を受賞した。

フィルモグラフィー

  • その男、凶暴につき(1989年)
  • ラッフルズホテル(1989年)
  • バトルヒーター(1989年)
  • 無能の人(1991年)
  • 好男好女(1995年)
  • 憂鬱な楽園(1996年)
  • フラワーズ・オブ・シャンハイ(1998年)
  • プラットホーム(2000年)
  • 少年と砂漠のカフェ(2001年)
  • 青の稲妻(2002年)
  • 世界(2004年)
  • BIG RIVER(2005年)
  • 四川のうた(2008年)
  • 桜並木の満開の下に(2012年)
  • 罪の手ざわり(2013年)
  • オルジャスの白い馬(2019年)

書籍

  • ハミッド・ダバシ『闇からの光芒 マフマルバフ、半生を語る』(2004年、作品社) - 訳書

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/02 04:06 UTC (変更履歴
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