斉藤綾子 : ウィキペディア(Wikipedia)

斉藤 綾子(さいとう あやこ、1957年 - )は、日本の映画研究者である。

経歴

東京都生まれ。上智大学文学部心理学科卒業。サントリー勤務を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA) 映画テレビジョン学部批評学科博士課程修了 (Ph.D)。明治学院大学教授。専門は映画理論、フェミニズム映画批評。フェミ・ジャーナル『ふぇみん』の映画評を担当しているふぇみん。2020年、日本映像学会会長に女性として初めて就任。

著書

編著

  • 『「新」映画理論集成』(岩本憲児・武田潔と共編、フィルムアート社、1998年)
  • 『映画女優 若尾文子』(四方田犬彦と共編、みすず書房、2003年)
  • 『男たちの絆、アジア映画 ホモソーシャルな欲望』(四方田犬彦と共編著、平凡社、2004年)
  • 『日本映画史叢書 6 映画と身体/性』(森話社、2006年)
  • 『人種神話を解体する 1 可視性と不可視性のはざまで』(竹沢泰子と共編、東京大学出版会、 2016年)

共著

  • 『映画の政治学』(青弓社、2003年)
  • 『ファスビンダー』(現代思潮社、2006年)
  • 『ヴィジュアル・クリティシズム』(玉川大学出版部、2008年)
  • 『戦う女たち』(作品社、2009年)
  • Reclaiming the Archive (Wayne Stare University Press, 2010)
  • 『横断する映画と文学』(森話社、2011年)
  • The Oxford Handbook of Japanese Cinema (Oxford University Press, 2014)

訳書

  • 『視覚文化におけるジェンダーと人種 他者の眼から問う』(リサ・ブルーム編、とちぎあきらと共訳、彩樹社、2000年)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/24 08:54 UTC (変更履歴
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