

ひとりぼっちで過ごす20歳の誕生日。寂しい大学生ジローの前に、突然キュートな彼女が現れる。
彼女と過ごした数時間は人生の中でも最も輝ける時間となるが、突然彼女は姿を消してしまう。
そして1年後の21歳の誕生日、ジローは再び彼女に出会う。似ているけど、どこか違う、“完璧”な彼女に─。
しかしそれは決して起こるはずのなかった、運命を変えてしまう“恋”の始まりだった─。


綾瀬が演じる中心となるのが、サイボーグの彼女。見かけは可憐な女の子だが、人間離れした力の持ち主で、大の男を吹き飛ばしたり、高速で駆け抜けたり……。また、当初は感情の起伏が少ないというのも特徴的なところ。演じるにあたって、監督から手の動かし方や目線の動きなどの指導があったそうだが、綾瀬自身も「動きは特に意識しました」と話す。
「サイボーグを演じるのが難しい……ということはないですけど、例えば、普段歩いているときに自分の歩き方や瞬きなどを意識しないですよね。そういう意識の問題の違いはありました」
また、「ターミネーター3」(女性型ターミネーター“T-X”が登場する)も見て撮影に臨んだというが、アクションシーンに関してはあまり苦はなかったそうで、「アクションはわりと楽しかったです。撮影に入る前に、でんぐり返しとか自宅で練習はしていたんですけど、結局そういうこと(でんぐり返し)はひとつもせずに終わってしまいました」と笑う綾瀬だが、本編にはもっとハードなアクションがてんこ盛りだ。
一方、苦労したのはダンスホールのシーンで見せるロボットダンス。いかにもサイボーグらしい動きが面白いのだが……。
「あれはすごい練習して……苦ばかりでした(笑)。ダンス自体も初めてなので、なかなか難しくて。関節をひとつずつ動かすようにと言われて、結構練習しましたね」
本作の特徴的な点は、監督が韓国人で他のスタッフ、キャストはほぼ日本人で構成された“日本映画”ということ。監督との意思疎通に苦労は?
「通訳さんを間に挟むので、何気ない会話もすんなり出来なかったりするところで、もどかしさはありました。あと、日本語って難しいから、小さなニュアンスが伝わりづらく、聞きたいことと違うことが返ってくることもありました。でも、ジェスチャーを使ったり、監督自身がお手本を見せてくれることで、それ以上にわかることはたくさんありました」












