eiga.com
9.2(SAT)ユナイテッド・シネマとしまえん
遅くて何が悪い
予告編
「奥様は魔女」「ブルース・オールマイティ」のスティーヴ・カレル主演
9.30(SAT)ユナイテッド・シネマ岸和田にてレイトショー
トップ イントロダクション ストーリー キャスト&スタッフ プロダクションノート
 

監督&主演のコメディ・センスを信じたスタジオが、即座にOKを出したストーリー

本作品の基本的なアイデアは、スティーヴ・カレルが即興コメディ・グループ「セカンド・シティ・シアター」にいる頃に、彼の頭の中で生まれた。その後『俺たちニュースキャスター』の撮影でジャド・アパトウと出会い、2人は同じコメディ・センスを持っていることに気づく。そしてカレルは、“40歳でまだ童貞の男”の映画化をアパトウに相談。ちょうど自分で監督する作品を探していたアパトウは、そのアイデアにワクワクしたという。やがて2人はユニバーサル映画にこのプロジェクトを持ち込み、信じられないことに提出してから何と1週間でスタジオから撮影許可が出たのである。肉付けされていった作品は、題名の通りのセックス・コメディ的な要素よりも、人々が人生の中で愛と幸せを求める姿を描いたものとなった。そして最大の魅力は、主人公アンディを演じるカレルの豊かな表情とフィジカルな動きによるコメディ表現である。しかし製作者の誰もが感じていたように、アンディはこれまで何度もチャンスを逃しただけの普通の男でなくてはならなかった。その役作りに関してカレルは、「この作品は、アンディが“自分自身を知ること”と、“童貞を失うこと”を同じレベルで描いているのです。ちょっと内気な彼にとって、すべての経験が人生について学ぶことにつながっていきます」と語っている。


  小さな問題を大きくし、主人公を道に迷わす(?)共演者たちが自分勝手に語る

「出演を決める時には、必ずその作品がどんな“料理”になるかを想像します。そしてこの作品は、デザートのような映画になると思いました。それで契約書にサインをしたのです。その時は“料理用”のシェリーでベロベロに酔っ払っていましたけどね」
――ポール・ラッド(デビッド役)

「このプロジェクトにゴー・サインが出たことを知り、何でもいいから参加させてもらおうと、私は監督に毎日“君には俺が必要だ。俺なしでは失敗するぞ”と言い続けました。それでジャドはその気になったのです。ただそれだけのことです」
――セス・ローゲン(キャル役)

「ジェイは誰とでも簡単に寝てしまう男で、40歳で童貞だが普通の男であるアンディとは、セックスに関して正反対の人間です。その2人がともに人生の教訓を得ていくことの面白さを考えると、私の演じた役が一番重要といえるでしょう」
――ロマニー・マルコ(ジェイ役)
 
 
「私の役は突拍子もない行動をとることがあるため、オーディションでいきなりラップ・ダンスを披露しました。自分がどれぐらい思い切ったことするつもりなのかを、監督やプロデューサーに見せておきたかったからです」
――エリザベス・バンクス(ベス役)

「エージェントからの連絡で、“凄いタイトルにも関らず、心に訴えるものがある”と言われ、監督と主演を確認しました。私は彼らのファンだったのです。そして脚本を読み、出演依頼をもらったことに感謝しました」
――キャサリン・キーナー(トリシュ役)
 
 


ディテールへのこだわりと即興性が生んだ本物らしさ

中年の童貞男が住んでいる部屋を考えるにあたって、プロダクション・デザイナーには想像力と忍耐力が必要となった。アンディは何十年も蓄積したセクシャルなエネルギーを膨大なコレクションに注ぎ込み、彼の部屋にはヴィンテージ物のフィギュア、コミック、ビデオゲームが所狭しと並べられている。そのためスタッフは、数多くのコミック本のコンベンションやフリーマーケット、貴重なフィギュアや映画グッズを扱うショップで、それに相応しい品々を探し回った。その結果、例えば『大アマゾンの半漁人』のクリーチャーの頭のように、熱烈な収集家が欲しがるような物が集められ、アンディの部屋に“いつまでも青春(?)”らしい雰囲気が作られていった。

またストーリーの大部分の舞台となる家電量販店スマート・テクは、巨大なセットがLAのサウンドステージに建てられ、何十万ドルもする一流メーカーの製品がセットいっぱいに設置された。その他、“1時間で20人の女性と話す”デート大会の会場には、スタジオ・シティのビストロ・ガーデンが使用された。その撮影時には、脚本に書かれていたセリフよりもさらに過激な言葉がアドリブによって飛び交い、スタッフも思わず笑いをこらえる場面が続出。監督も“思い切ってヤリ過ぎること”を奨励していたという。