カメラ男&パトランプ男のバトル再燃! 「NO MORE映画泥棒」新CMはアクション満載

2020年7月17日 05:00


耶雲哉治監督が演出を担当
耶雲哉治監督が演出を担当

[映画.com ニュース] 2007年8月30日から施行されている「映画盗撮防止法」を告知・浸透させることを目的としたCM「NO MORE映画泥棒」シリーズ第5弾(https://youtu.be/JlQDEP5meJo)が、このほどお披露目された。

劇場内の映画を盗撮した映像をオンライン上にアップロードする行為、違法な海賊版DVDの販売などにより、日本の映画産業が被る損害は、毎年甚大な金額となっている。映画関連4団体で構成されている「映画館に行こう!」実行委員会は、年々拡大する被害から映画の著作権を守り、ひいては映画産業の未来を守るため、ほぼ大半の映画上映前にキャンペーンCMの上映と劇場内でのキャンペーンポスターを掲出している。

第4弾CM映像が製作されたのは、約6年前のこと。第5弾では「ダウンロード刑事罰化の浸透」「外国人の映画鑑賞者の増加に伴い、英語・中国語・韓国語の3カ国語字幕の視認性を高める」という点に加え、「G」「PG12」「R15+」「R18+」の4つの映倫のレーティングを認知してもらい、映画を安全・安心に鑑賞できることを強くアピールしたいという意図から、新作が製作されることになった。

画像2

シリーズ第5弾では、永遠のライバルであるカメラ男とパトランプ男によるバトルが圧倒的なスケールとスピード感で描かれる。前回の逮捕後、獄中で罪滅ぼしにと始めたTwitterで映画業界を盛り上げてきたカメラ男。その功績が認められ、早期釈放されるのだが、映画への愛が強すぎるあまり、またしても映画館で盗撮行為に及んでしまう。常に監視を怠らないパトランプ男に見つかると、映画館を飛び出して逃走するカメラ男。服役中に密かに鍛えた身のこなしで、今度こそ逃げ切りを図ろうとする。

演出を務めたのは、シリーズ第1弾から参加している「映画刀剣乱舞」の耶雲哉治監督。アクションシーンが多いため、撮影前に十分なトレーニング、リハーサル、安全対策を行い、撮影は2日間にわたり横浜方面で行われた。また、カメラ男の後ろ姿(His back)がダンス姿以外では初登場し、前作に続きポップコーン男とジュース男も出演。カメラ男とパトランプ男は「今回こそは! と、トレーニングにトレーニングを重ねた私の身のこなしにご期待ください!」(カメラ男)、「何度も捕まっている懲りないカメラ男の事はすべてお見通しです。映画泥棒は絶対に逃がしません!」(パトランプ男)とコメントを寄せている。

「NO MORE映画泥棒」シリーズ第5弾は、本日7月17日から公開されている「今日から俺は!!劇場版」より、劇場にて順次上映。

Amazonで今すぐ購入

フォトギャラリー

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース

映画ニュースアクセスランキング

本日

  1. ヘンリー・カビルがジェームズ・ボンドに扮するフェイク予告編、爆発的再生数を記録

    1

    ヘンリー・カビルがジェームズ・ボンドに扮するフェイク予告編、爆発的再生数を記録

    2024年4月23日 11:00
  2. 伊藤健太郎、4年ぶりに日テレドラマ出演 森本慎太郎主演「街並み照らすヤツら」の重要人物

    2

    伊藤健太郎、4年ぶりに日テレドラマ出演 森本慎太郎主演「街並み照らすヤツら」の重要人物

    2024年4月23日 06:00
  3. 菅田将暉が“狂気”に狙われる 黒沢清監督との初タッグ作「Cloud クラウド」特報公開

    3

    菅田将暉が“狂気”に狙われる 黒沢清監督との初タッグ作「Cloud クラウド」特報公開

    2024年4月23日 07:00
  4. 帰ってきてはいけない――初七日の風習から生み出された“家系ホラー”「呪葬」7月12日公開

    4

    帰ってきてはいけない――初七日の風習から生み出された“家系ホラー”「呪葬」7月12日公開

    2024年4月23日 17:00
  5. 草なぎ剛「僕の代表作になった」 主演作「碁盤斬り」に誇らしげ

    5

    草なぎ剛「僕の代表作になった」 主演作「碁盤斬り」に誇らしげ

    2024年4月23日 16:35

今週