米警察、夜間外出禁止の合図に「パージ」のサイレン鳴らし住民パニック
2020年4月9日 17:00
[映画.com ニュース] アメリカの警察が、夜間外出禁止の合図として映画「パージ」の効果音を使用したことからパニックが起きたと、米Deadlineが報じている。
「パージ」は、1年に1度だけ、すべての犯罪が合法化される夜に起きる恐怖を描く人気ホラー映画、テレビシリーズ。米ルイジアナ・アーケイディアは、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、午後9時から午前6時まで外出禁止令が発令されている。
市民に外出禁止令を告知するため、同市のパトカーは夜間「パージ」のサイレン音を鳴らしながら巡回。映画では、このサイレン音はすべての犯罪が合法化となるパージ開始の合図として使われていることから、住民たちがパニックに陥ったという。
なお、クレームを受けた警察は、音源が「パージ」のものであると知らなかったと主張。今後は使用を控えると約束している。