日本人が候補入り!メイクアップ・アーティスト&ヘア・スタイリスト組合賞ノミネート発表
2018年1月9日 14:30
[映画.com ニュース] 米メイクアップ・アーティスト&ヘア・スタイリスト組合(MUAHS)賞のノミネートが1月5日(現地時間)に発表され、ゲイリー・オールドマンがチャーチル元英国首相を演じる「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」で、特殊メイクを手がけた日本人特殊メイクアーティスト・辻一弘が、映画部門の特殊メイク効果賞にノミネートを果たした。
MUAHSに所属する会員の投票によって選ばれる同賞は、「映画」「テレビドラマ」「舞台」「コマーシャル」の4部門からなり、各部門がヘアとメイク、物語の時代設定などでカテゴリー分けされているのが特徴。オールドマンの圧巻のなりきりぶりで話題沸騰の「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」は、辻がノミネートされた特殊メイク効果の他、時代劇/キャラクターメイクと時代劇/キャラクター・ヘアスタイリングの計3カテゴリーでノミネートを獲得した。
本年度は特別賞にあたるDistinguished Artisan賞が、そのオールドマンにおくられるという偶然もあり、辻の受賞に期待がかかる。映画部門のノミネートは以下の通り。授賞式は2月24日(現地時間)、米ロサンゼルスのノボ・シアターにて開催される。
▽現代メイクアップ賞(Best Contemporary Makeup)
「ベイビー・ドライバー」
「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」
「ゴースト・イン・ザ・シェル」
「Pitch Perfect 3」
「Wonder」
▽現代ヘアスタイリング賞(Best Contemporary Hair Styling)
「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」
「スリー・ビルボード」
「Pitch Perfect 3」
「Wonder」
▽時代劇/キャラクターメイク賞(Best Period and/or Character Makeup)
「ブレードランナー 2049」
「ブライト」
「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」
「グレイテスト・ショーマン」
「アイ、トーニャ(原題)」
▽時代劇/キャラクター・ヘアスタイリング賞(Best Period and/or Character Hair Styling)
「アトミック・ブロンド」
「美女と野獣」
「ブレードランナー 2049」
「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」
「アイ、トーニャ(原題)」
▽特殊メイク効果賞(Best Special Makeup Effects)
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」
「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」Kazuhiro Tsuji, David Malinowski, Lucy Sibbick
「シェイプ・オブ・ウォーター」
「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」
「Wonder」