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「セブン・シスターズ」ノオミ・ラパスはどうやって7姉妹を演じ分けた?

2017年10月16日 12:00

アクションシーンも自ら挑戦「セブン・シスターズ」

アクションシーンも自ら挑戦
(C)SEVEN SIBLINGS LIMITED AND SND 2016
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[映画.com ニュース] 「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」や「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」、「プロメテウス」で知られ、「セブン・シスターズ」で1人7役に挑戦したノオミ・ラパスが、作品の舞台裏を語った。

2073年の近未来。度重なる戦争で主要国は滅び、「ヨーロッパ連邦」が超大国として君臨していた。人口過多と食糧不足から、政府は厳格な“一人っ子政策”を発令。2人目以降の子どもは冷凍保存されるという状況のなか、偶然生まれた7つ子は、週に1日ずつ外出し、共通の人格を演じることで監視の目をくらませてきた。だが、ある日“マンデー(月曜日)”が失踪したことから、姉妹の日常が狂い始める。

ラパスは本作で、真面目な優等生、自由奔放なヒッピー、血気盛んな武闘派、反逆者、天才エンジニア、パーティガール、仲裁役といった個性も容姿もバラバラな7人を見事に演じ分けている。「観客が7人のキャラクターとして信じて見てくれるかどうか不安ではあったわ」と吐露しつつ、「でも正直、完成した映画を見たときに、自分1人が演じているということを忘れてしまった。それは監督や撮影監督率いるチームが素晴らしい形で編集を仕上げたから。自分自身を映画で見るのはあまり好きではないけれど、この映画は見てしまったの」と不安は杞憂に終わったようだ。

ラパスが本作の出演を決めた理由は、脚本の面白さもさることながら、ジェレミー・レナージェマ・アータートンが共演した「ヘンゼル&グレーテル」で知られるトミー・ウィルコラ監督の熱心なアプローチが大きかったそう。「トミー(・ウィルコラ監督)から電話がかかってきて、『今、企画があって、僕には君が演じている姿しか想像できない。でも男兄弟の話なんだ』と言われて『は?』と思った。『しかも7人いるんだよね。説明はしない。とにかく脚本を読んでくれ。もし気に入ってくれたら僕は君しか想像できないから、君をキャスティングするためにプロデューサーたちと戦うから。そしたら姉妹の設定に変えるから』と言われたの。送られてきた脚本を読んで、とにかく気に入ってしまったわ。コンセプトも物語も心から気に入ってしまって、すごく強いものがあったし、オリジナルだし、政治的でもあると思ったの」。

ラパスはさらに、本作の魅力を、メッセージ性に加え「見ていて楽しいSF的なアクションがあり、私の大好きなガールファイトもたくさん出てくる。私が出演したい作品に求める要素がたくさん詰まっている作品でもあったわ」と語る。アクションもふんだんに盛り込まれた作品だが、「監督から『なぐられたら血がにじんでくるような、リアルなアクションにしたい』ということを言われて、そういう方向性もすごく合致した」と監督とは当初から同じ方向を向いていたようだ。

とはいえ、実際のアクション撮影ではこれまでにない試練に直面した。「元々スタントはなるべく自分でやりたいタイプなんだけど、今回とても変わっていたのが、動きを含めて7種類の体の使い方を作らなければならなかったこと。フライデーはまったく戦えないから彼女の体の動かし方も含めて考えないといけなかった。彼女の動き方はサーズデーやウェンズデーとは全く違う。例えばサンデーは地に着いた母性を感じさせるようなキャラクターで暴力性は一切なく、とても柔らかいところがある。それで私はそんな彼女が姉妹たちをどうやって守ろうとするのか、と考えるの。スタントチームとそれぞれの姉妹について、それぞれのキャラクターの心理に基づいて作り上げていった。つまり、彼女たちがそれぞれ誰であるのか、どのように動くのかということね。彼女たちの何人かはすごく戦えて、熱湯の入ったポットをつかんで投げたりするから、アクションシーンはまた特殊だった」とキャラクターの性格を重視し、動きに個性を付加していったという。まさに職人芸というにふさわしいアプローチだが、苦労はそこにとどまらず「映画終盤では姉妹同士のバトルシーンもあって、私は2つの角度からのアクションをしなければならなかった。キックしたら今度は倒れて、かがんで……とか。それはすごく大変だったわ」と聞くだけでも気の遠くなるような撮影にも挑戦したという。

そんなラパスの助けになったのが、音楽だ。「姉妹によって聞く音楽が違うの。クラシックを聞くのはマンデー。ウェンズデー(を演じるときに)はラップを聞いていた。(共演の)グレン・クローズエイサップ・ロッキーなんかを聞いてたと思う。私はビギー(ノトーリアス・B.I.G.)とかケンドリック・ラマーとかを聞いていたわね。サタデーの場合は、90年代のブリトニー・スピアーズとかリアーナ、ビヨンセやレディー・ガガとかを聞いていたわ」と音楽によってキャラクターを切り替えていたようだ。

セブン・シスターズ」は、10月21日から全国順次公開。

(映画.com速報)
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