米パラマウントの映画部門トップが交代
2017年9月25日 09:00
[映画.com ニュース] 米パラマウント・ピクチャーズの映画部門を、「メイズ・ランナー」や「きっと、星のせいじゃない。」などを手がけてきたプロデューサーが率いることになったと、Deadlineが報じている。
半年前に就任して以来、経営の立て直しを進めている同社のジム・ジアノプロス最高経営責任者は、このほど右腕となる映画部門のトップにプロデューサーのウィク・ゴッドフリーを起用した。ゴッドフリーは、制作会社テンプルヒルの共同設立者で、これまでに「トワイライト」や「メイズ・ランナー」といったヤングアダルト向けの映画でヒットを飛ばしている。
ジアノプロス最高経営責任者は最近の株主会議で、最近のパラマウント作品が「完全な大失敗だ」と明言。起用を決めたゴッドフリーとは、20世紀フォックスの最高経営責任者だった頃に、「メイズ・ランナー」や「きっと、星のせいじゃない。」で仕事をしており、気心の知れた関係にある。なお、制作会社テンプルヒルは、共同設立者のマーティー・ボウエンが継続して指揮を執ることになる。