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「幼な子われらに生まれ」、モントリオール映画祭で審査員特別賞!

2017年9月5日 15:00

「泣いた」という観客が続出「幼な子われらに生まれ」

「泣いた」という観客が続出
(C)2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会
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[映画.com ニュース] 浅野忠信田中麗奈が夫婦役を演じ、直木賞作家・重松清氏が1996年に発表した小説を実写映画化した「幼な子われらに生まれ」(公開中)が、カナダで行われていた第41回モントリオール世界映画祭のコンペティション部門で審査員特別賞を受賞した。

バツイチ同士で再婚した中年サラリーマン・信(浅野)と妻の奈苗(田中)。奈苗の妊娠を機に、奈苗の連れ子である長女が「本当のパパに会いたい」と訴えたことから、家族の仲が変容していく。「しあわせのパン」「繕い裁つ人」の三島有紀子監督がメガホンをとり、宮藤官九郎寺島しのぶらが脇を固める。

本作は、今回の同映画祭で最高の動員数を記録し、「心に響いた」「泣いた」という観客が続出したという。審査員は、「(『幼な子われらに生まれ』の英題)『DEAR ETRANGER』という題名に呼応するかのように達者な演者がさまざまな側面を見せることで、一見静かにスローに見える冒頭からの30分間に、実は水面下で複雑な緊張が張り巡らされていると気づかされる。後半に入るとその緊張の糸が切れたり弾けたりして、一体それぞれの要素はどこに行くのだろうと思わせる。そこに一貫して無垢(むく)な役柄を通しているのが、1番下の子どもであり、大人の世界で何が起ころうとも動じない。ゆえに対比が一層増幅されるかのようである。英語とフランス語を交えたタイトル『DEAR ETRANGER』はモントリオールの日常にフィットしている」と評している。

三島監督は「モントリオール世界映画祭の審査員特別賞をいただけて、海外の皆さまにも伝わったんだなあと、とてもうれしくて、とてもありがたくて、この喜びを、関わってくださったみんなで分かち合いたいです。スタッフ、キャストのみなさま、おめでとうございます。そして、この世に生きるすべての『DEAR ETRANGER』=親愛なる異質な人へ……ありがとうございます」と喜びのコメントを寄せている。

モントリオール世界映画祭は、トロント国際映画祭と並ぶ北米最大規模の映画祭。日本映画とも縁が深く、近年では、14年に「ふしぎな岬の物語」、11年に「わが母の記」が審査員特別賞を受賞している。

(映画.com速報)
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