「スパイダーマン」ジョン・ワッツ監督、トム・ホランドの“ある行動”を本編冒頭に反映! : 映画ニュース

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「スパイダーマン」ジョン・ワッツ監督、トム・ホランドの“ある行動”を本編冒頭に反映!

2017年8月18日 15:00

斬新なアイデアを詰め込んだ 本作は大ヒットを記録中「スパイダーマン ホームカミング」

斬新なアイデアを詰め込んだ
本作は大ヒットを記録中
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[映画.com ニュース] 世界累計興行収入7億ドル超(8月17日時点)と大ヒット中の「スパイダーマン ホームカミング」(公開中)のメガホンをとり、2019年公開予定の続編でも“再登板”が噂されている俊英ジョン・ワッツ監督が来日し、作品の舞台裏を明かした。

スパイダーマンとしてアベンジャーズ入りを目指す男子高校生ピーター・パーカー(トム・ホランド)が、アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)の指導のもと、真のヒーローへと成長していくさまを描く。「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のマイケル・キートンが悪役のバルチャーに扮する。

ケビン・ベーコンが少年たちを追いつめる悪徳保安官に扮した「COP CAR コップ・カー」で製作陣の目にとまったというワッツ監督だが、本作に携わるようになったきっかけは「マーベル・スタジオのお偉いさんたちに呼ばれたんだ。そのときは、挨拶する程度だろうなと思っていた。当時の訪問パスを記念に取ってあるくらいなんだよ」と明かす。「そうしたら、『新しくスパイダーマンをやろうという企画があるんだが、興味はあるかい?』と聞かれたんだ。その時点で話が出ていたのは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に帰ってくるということと、ぐっと年齢設定が若くなって、15歳の高校生になるということだけだった」。

「自分自身も青春ものが得意」というワッツ監督は、降ってわいたチャンスにまたたく間に取り付かれた。「ちょうど次回作で15歳くらいの主人公の青春ものを作りたいなと思っていたんだ。今回、ピーターが15歳の設定でさらにスーパーヒーローものなんて最高じゃないか! と、テンションが一気に上がってしまってね。そこからビデオや絵コンテ、コンセプトアートを作って、自分から売り込んでいったのさ。そうしているうちに、何度も何度もミーティングに呼び戻されて、そのたびにどんどん部屋の中にいる人も増えていって、話が進んでいったんだよ」。ワッツ監督自身、「イーライ・ロス製作総指揮」と無断でうたったホラー映画のフェイク予告編をYouTubeにアップしたことがきっかけで、ロス監督に才能を見いだされ監督デビューを果たした強運の持ち主。本作の監督抜てきの一部始終からも、ワッツ監督が“持っている”星のもとに生まれたことがわかる。

もちろん、それらはすべて映画人をうならせるワッツ監督の手腕があってこそ。本作においても斬新なアイデアを次々と投入し、サプライズの詰まった作品に仕上げていった。「冒頭の自撮りシーンは自分のアイデアだよ。あれはトム・ホランド自身が、勝手に撮影中の写真を撮って自分のInstagramに上げまくっていたことからインスピレーションを得たのさ。きっとこんな感じで、自分がいきなりスパイダーマンになったらやっちゃうだろうなというノリで取り入れてみたんだ」と話題をさらったシーンの裏側を明かし、「胸を張って自慢できるのは、ピーターの親友ネッド(ジェイコブ・バタロン)がスパイダーマンの正体を知ってしまうシーン。いつかもし自分がスパイダーマンの映画を撮ることになったらやってみたいと思い描いていた通りのショットになって、すごく満足しているよ。あと、(俳優・コメディアン・ラッパーとして活躍するほか、テレビシリーズのクリエイターとしても活躍する)ドナルド・グローバーを(ピーターに情報を提供するバルチャーの仲間)アーロン役で出演させるというのも、僕が推したんだ」と語った。

「今回のスパイダーマンは、まだ完成形になっていない。だから、ポーズもいわゆるスパイダーマンの典型的な決めポーズじゃなくて、色々遊べる部分があった。こういうのはどうだろう、ああいうのはどうだろうと言いながら、スタントチームと一緒に色々考えていったよ」とスタッフやホランドと共に試行錯誤を重ねたというワッツ監督。

作品全体のトーンも、ピーターの性格やホランド自身のキャラクターを反映した爽やかな雰囲気に統一されている。「まさにそれが目指していたことなんだ」と身を乗り出し「高校時代って何でもかんでも極端だと思う。ちょっと好きな子ができたりテストの成績だけでも生きるか死ぬか、何もかも大きな出来事だととらえる年ごろだよね。それが本作ではスーパーヒーローという設定上、バルチャーのような敵とも戦わないといけない。本当の意味で『生きるか死ぬか』という問題が降りかかるんだ。高校生特有の微妙な心の揺れ、馬鹿みたいなときもあればシリアスなときもあるという状態が、作品とうまくリンクしたんじゃないかと思う」と自己分析していた。

(映画.com速報)

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