トム・ホランド&デイジー・リドリー主演SFスリラーにニック・ジョナス
2017年8月16日 11:00
[映画.com ニュース] 「スパイダーマン ホームカミング」のトム・ホランド、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のデイジー・リドリーが主演する新作SFスリラー「カオス・ウォーキング(Chaos Walking)」に、ニック・ジョナスが出演することがわかった。ジョナスはボーイズグループ「ジョナス・ブラザーズ」で人気を得た元アイドルで、近年は俳優業に力を入れている。
ダグ・リーマン監督がメガホンをとる新作「カオス・ウォーキング」は、作家パトリック・ネスのヤングアダルト小説「混沌(カオス)の叫び」を映画化する企画。3部構成の原作は、思考が音となり互いの考えが筒抜けになる“ノイズ”と呼ばれる感染症が広まった世界で、男しかいない町に暮らしていた少年トッドが、ノイズをもたない少女ヴァイオラと出会い、人間や先住民のエイリアンたちの虐殺・戦争が起こるなか、争いを鎮めようとする姿が描かれる。
映画はホランドがトッド役、リドリーがヴァイオラ役で主演。悪役として、マッツ・ミケルセンがトッドの町の冷酷な町長役を演じる。米ハリウッド・レポーターによれば、ジョナスはミケルセン演じる町長の息子で兵士のデービー役を演じるようだ。
「マルコヴィッチの穴」「エターナル・サンシャイン」のオスカー脚本家チャーリー・カウフマンと原作者のネス、ほかにリンジー・ビア、ゲイリー・スピネッリ、ジョン・リー・ハンコックらが脚色。原作の映画化権を獲得しているライオンズゲートはシリーズ化を視野に入れている。「カオス・ウォーキング」は2019年3月1日全米公開の予定。
ジョナスは、ドウェイン・ジョンソン主演のリブート版「ジュマンジ」に出演しており、こちらは12月20日に全米公開される。