ダニエル・クレイグ、ジェームズ・ボンド続投か アデルもカムバック?
2017年7月11日 11:00
[映画.com ニュース] ジェームズ・ボンド役からの引退を示唆していたダニエル・クレイグが翻意し、「ボンド25(仮題)」への出演を了承したと、英ミラー紙が報じた。
同紙によれば、同シリーズのプロデューサーを務めるバーバラ・ブロッコリがすでにクレイグの出演を取りつけているという。さらに、「007 スカイフォール」で主題歌を担当した人気英歌手アデルの起用を決意しているようだ。しかし、同シリーズを製作するイーオン・プロダクションズによる正式発表ではないため、現時点では憶測の域を出ない。
6代目ジェームズ・ボンド俳優のクレイグは、自身のシリーズ4作目「007 スペクター」(15)の取材で、「このガラスを割って手首を切るほうがマシ」「もしボンド映画にまた出演するとすれば、金目的以外のなにものでもない」と発言するなど、続投に後ろ向きだった。そのため、次のボンド役を射止めるのは誰か注目を集めていた。しかし、クレイグは昨年10月のニューヨーク映画祭で「ボンドを演じるのは世界一の仕事。大いに楽しめるものだから、可能なら続けたい」と、復帰の可能性をほのめかしていた。ちなみに、クレイグは「ボンド25(仮題)」と「ボンド26(仮題)」の2作品で、1億2000万ポンドの出演料を提示されているとのうわさもある。
一方のアデルは、「007 スカイフォール」の主題歌「Skyfall」は第85回アカデミー賞で主題歌賞を受賞。しかし、昨年から行っていたワールドツアーの終盤で今後ツアー公演を行わないと宣言しており、動向に注目が集まっている。