「クリード」続編は「ロッキー4」とリンク?スタローンが示唆
2017年7月10日 11:00
[映画.com ニュース] 「ロッキー」シリーズ新章「クリード チャンプを継ぐ男」(2015)の続編が、1985年公開のシリーズ第4弾「ロッキー4 炎の友情」につながるストーリーになる可能性が高まってきた。
「クリード チャンプを継ぐ男」は、ロッキーのライバルであり盟友でもあったアポロ・クリードの息子アドニス・ジョンソンの活躍を描き、全世界興収1億7000万ドルを超えるヒットを記録。現在製作が進められている続編「Creed 2(仮題)」の内容はこれまでベールに包まれていたが、ロッキー役のシルベスター・スタローンが自身のInstagramに思わせぶりな写真を次々と投稿したのをきっかけに、「ロッキー4 炎の友情」でアポロを絶命させた旧ソ連の“殺人マシーン”ことイワン・ドラゴ、あるいはその息子が登場するのではないかとの憶測が広まっている。
スタローンが投稿したのは、セコンドのロッキーが見守るなか、アドニス(マイケル・B・ジョーダン)とドラゴ(ドルフ・ラングレン)がリング上でにらみ合った合成写真。キャプションには、「歴史は繰り返す、それがどのような形であれ……想像力を膨らませて、楽しみに待っていてくれ……親の因果が子に報う」と書かれており、息子同士の対決の可能性もほのめかした。また、数日後には、「映画史上最高のボクサー、アポロとドラゴ。彼らを再びリングに上げる時が来たかな?」というコメントを添え、同作の撮影中の1ショットが投稿された。
米エンターテインメント・ウィークリー誌によれば、スタローンの代理人は「補足することは何もない」と回答。製作元の米ニューライン・シネマ、ならびに「クリード チャンプを継ぐ男」でメガホンをとったライアン・クーグラー監督からは、この件に関するコメントは得られなかったという。