一味違うエドガー・ライト監督作「ベイビー・ドライバー」クール&スタイリッシュな日本版ポスター
2017年6月14日 12:00
[映画.com ニュース] イギリスの人気監督エドガー・ライトが、全編を音楽で彩りながら天才青年ドライバーの活躍を描く「ベイビー・ドライバー」の日本版ポスタービジュアルが完成した。
同作は、「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」といった監督作や、「アントマン」の脚本で知られるライト監督によるオリジナル作品。天才的な運転技術で犯罪組織の「逃がし屋」をしている主人公の青年ベイビーは、幼い頃の事故の後遺症で耳鳴りに悩まされているが、完璧なプレイリストのそろったiPodで音楽を流し外界の音を遮断することで、最高のドライビングテクニックを発揮することができる。そんなベイビーが、運命の女性デボラと出会いから逃がし屋をやめることを決意するものの、組織のボスに脅され、無謀な強盗に手を貸すことになってしまう。
全編に流れる音楽にあわえてセリフやドライビングシーンが構成され、“カーチェイス版「ラ・ラ・ランド」”とも評される一作。3月にお披露目されたサウス・バイ・サウスウエスト映画祭では観客賞を受賞し、米映画評価サイト「ロッテン・トマト」でも“100%フレッシュ”という驚異的な高評価を獲得した。
主人公ベイビー役を「きっと、星のせいじゃない。」「ダイバージェント」の新鋭アンセル・エルゴートが務め、ヒロインのデボラ役で「シンデレラ」のリリー・ジェームズが共演。オスカー俳優のベテラン、ケビン・スペイシーやジェイミー・フォックスも出演している。完成したポスターには、エルゴートやジェームズ、スペイシー、フォックスをはじめとした俳優陣が勢ぞろい。なかでもエルゴートはこれまでのイメージとは一味異なるクールな表情をきめており、「MUSIC ON, GET MONEY.」というキャッチコピーも相まって、これまでのコミカルさが際立ったライト監督作品とは一線を画する、スタイリッシュなビジュアルに仕上がっている。8月19日から全国公開。