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テリー・ギリアム悲願の「ドン・キホーテ」撮了!「頑固な夢追い人が最後に勝つ」

2017年6月7日 12:00

苦節17年「ドン・キホーテを殺した男」が撮影終了!「ロスト・イン・ラ・マンチャ」

苦節17年「ドン・キホーテを殺した男」が撮影終了!
写真:Shutterstock/アフロ
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 [映画.com ニュース] 鬼才テリー・ギリアム監督が、17年にわたり実現を夢見てきた悲願の作品「ドン・キホーテを殺した男(The Man Who Killed Don Quixote)」の撮影終了を、自身のFacebookで報告した。

ギリアム監督は約3カ月ぶりの投稿で、「長らく沈黙していてすまない。トラックに荷物を積み込むのにずっと忙しくしていて、いまは家路に着いたところだ。17年を経て、我々は『ドン・キホーテを殺した男』の撮影を終えた」と明言。その後、同作への思い入れとクランクアップを迎えた心境をしたためた声明を発表し、「分別のある人間なら数年前に諦めていただろうが、時には頑固な夢追い人が最後に勝つ。長年の夢の実現に協力し、低賃金で働いてくれた夢想家たちと信じてくれたみんなに感謝する」と語った。

同作は、2000年にジャン・ロシュフォールジョニー・デップの共演で一度クランクインしたものの、ロシュフォールの負傷など度重なるアクシデントで製作中止へと追い込まれ、その顛末はドキュメンタリー映画「ロスト・イン・ラマンチャ」(02)として発表された。その後もギリアム監督は、実現に向け資金調達やキャスティングを継続。15年6月に米Amazonスタジオでの製作が決定した際には、故ジョン・ハートさんとジャック・オコンネルの出演で準備が進められたが、今度はハートさんが膵臓がんと診断され、再び暗礁に乗り上げていた。

英Screen Dailyによれば、自分がドン・キホーテだと信じ込まされた老人と、老人に忠実な従者サンチョ・パンサだと勘違いされた広告会社の重役トビーが、21世紀と17世紀の間で時間を行き来する奇妙な旅に出る物語だという。「未来世紀ブラジル」のジョナサン・プライスがドン・キホーテ、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のアダム・ドライバーがトビーを演じるほか、オルガ・キュリレンコ(「007 慰めの報酬」「オブリビオン」)、ステラン・スカルスガルド(「メランコリア」「マイティ・ソー」)、ジョアナ・リベイロが共演する。撮影は、スペインのカスティーリャ・ラ・マンチャ州やカナリア諸島、ポルトガルの古都トマールやリスボンで行われた。

Amazonスタジオが北米とイギリス、Telemunchenがドイツとオーストリアでの配給権を獲得しているが、公開日は未定だ。

(映画.com速報)
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