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カンヌ映画祭、Netflix進出が物議をかもしコンペ出品ルールを改定へ

2017年5月14日 12:30

「オクジャ」撮影中のティルダ・スウィントン とジェイク・ギレンホール「マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)」

「オクジャ」撮影中のティルダ・スウィントン
とジェイク・ギレンホール
写真提供:アマナイメージズ
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[映画.com ニュース] 5月に開幕する第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にNetflix作品2本が選出されたことで、フランスの映画興行界が強い反発を示していたが、映画祭側はこのほどルールの改定を決定した。来年からコンペ出品作はすべて、フランスでの劇場公開が義務付けられる。

Netflixオリジナル映画として初めて同映画祭のコンペ部門に入選したのは、ノア・バームバック監督の「ザ・マイヤーウィッツ・ストーリーズ(原題)」とポン・ジュノ監督の「オクジャ」(6月28日配信予定)。ともにフランスでの劇場公開は未定だ。英Screen Dailyによれば、映画祭側は5月10日(現地時間)、2作品の劇場公開についてNetflixの合意を得られなかったことを報告するとともに、同作品をコンペ部門から除外するという噂は否定した。これに対し、Netflixのリード・ヘイスティングスCEOは即座に、「既存体制の閉鎖的な順位付けは我々に不利だ」とFacebookで反撃した。

Netflixは、オリジナル映画を劇場公開と同じ日にストリーミング配信を行う姿勢から、アメリカの興行界からも反発を受けていることで知られる。また、フランスには映画のストリーミング配信は劇場公開開始から36カ月後とする規定がある。同国には、劇場公開作品の興行収益から一定の額を映画支援システムのCNC(Centre National du Cinema)に支払うルールがあるが、Netflixはストリーミング配信のみを行うことで支払いを回避しているという。

4月中旬のラインナップ発表直後、フランスの映画興行主の団体FNCFは、「過去数年にわたり、Netflixはフランスの規則と税規制を回避してきました」と抗議。「これらの規則は、我が国の映画業界の健全な経済体系を守る基礎となっており、正式出品されたフランス映画と外国映画の大半がこれによって支援されています」と声明を発表し、Netflixをけん制していた。

(映画.com速報)

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