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くまもと復興映画祭開幕!高良健吾、佐藤健、森高千里が結集

2017年4月8日 11:00

くまもと復興映画祭に出席した高良健吾(右)、 佐藤健、ディレクターの行定勲監督「うつくしいひと」

くまもと復興映画祭に出席した高良健吾(右)、
佐藤健、ディレクターの行定勲監督
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[映画.com ニュース] 行定勲監督がディレクターを務める「くまもと復興映画祭powered by 菊池映画祭」が4月7日に開幕、熊本県熊本市の熊本城二の丸広場で開会式が行われた。オープニング上映は「うつくしいひと サバ?」。同作は、行定監督をはじめ熊本出身・熊本にゆかりのある俳優や著名人が参加し、製作するプロジェクトの第2弾。昨年の同映画祭でオープニング上映された「うつくしいひと」に続く作品だ。

今回の映画祭のオープニングを飾るゲストとして、「うつくしいひと サバ?」の出演者である高良健吾米村亮太朗中別府葵石橋静河、ロイック・ガルニエ、井手らっきょ中原丈雄、監督の行定勲、スペシャルゲストとして佐藤健が、人力車に乗って華やかに登場。レッドカーペットを歩き、二の丸広場は大きな歓声に包まれた。

うつくしいひと」は地震発生前の熊本、「うつくしいひと サバ?」は地震の後の熊本を舞台にしている。行定監督は「震災後、熊本の人たちが踏ん張っている姿を未来に残したい。今後の未来に、こういうことを乗り越えてきたからこそ今の熊本がある、という記録を映画として残したいと思った」。また、1万人以上と一緒に鑑賞する野外上映について「映画の面白さは、暗闇のなかに映し出される1つの映画を一緒に見る一体感だと思う。そして(復興に向かっている)熊本の一体感もすごい」と語った。

熊本城も甚大な被害を受け現在も修復中だが、2度の大きな地震でも決して“倒れなかった”熊本城で映画祭の開会式を行うことに対し、同県出身の高良は「二の丸は熊本の人にとって身近な存在。そういう場所で野外上映できることはとても嬉しいです。震災前を描いた1作目、震災後を描いた2作目は大きく違うけれど、今その瞬間の熊本を撮ることは同じ、届けたい思いは同じです」と熱い胸中を明かした。

佐藤と熊本の関わりは、主演映画「るろうに剣心」の撮影で訪問したことがきっかけ。昨年の同映画祭オープニング会場だった、国指定の重要文化財・八千代座が同作のロケ地。そんなゆかりの地である熊本が、震災をきっかけに観光客が減ってしまっていることに対して「何かできることはないだろうか」と思い立ち、書籍「るろうにほん 熊本へ」(4月14日発売)を出版する。

この日、1万人の観客を前に佐藤は「自分たちの生活も大変で苦しいなか、熊本城が崩れてしまったことで気持ちが落ち込んだということを聞いて、熊本の人にとって熊本城は本当に大切な存在で、守りたい存在なんだと感動しました。僕にとってそういう象徴がないからこそ、羨ましくもありました」と伝えた。

また、同県出身の森高千里も応援に駆けつけ、「渡良瀬橋」「この街」を熱唱。会場は大きな盛り上がりをみせた。行定監督は、「熊本県と一緒に映画を作るとき、最初の企画書のタイトルは“この街”でした。森高さんが作詞したこの曲は故郷・熊本のことを歌っていて、この題材なら熊本の人に届く映画になると思ったんです。当時、ご本人の許可は得ていませんでしたが(笑)、『この街』から『うつくしいひと』の物語が生まれました」とルーツを語り、「今後もこのプロジェクトを撮り続けていきたい」と締めくくった。

「くまもと復興映画祭」は4月9日まで、熊本市、菊池市で開催中。

(映画.com速報)

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