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隻眼の木村拓哉、大立ち回り!実写「無限の住人」に注いだ“魂”とは

2016年12月21日 08:00

三池崇史監督と話し込む杉咲花「無限の住人」

三池崇史監督と話し込む杉咲花
(C)沙村広明/講談社
(C)2017映画「無限の住人」製作委員会
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[映画.com ニュース]圧倒的な画力と斬新な殺陣描写で人気を博した沙村広明氏の漫画を実写映画化する「無限の住人」の撮影現場が、1月に京都・太秦の東映京都撮影所で報道陣に公開され、主演の木村拓哉、ヒロイン役の杉咲花、メガホンをとった三池崇史監督が取材に応じた。

米国の権威あるコミック賞「アイズナー賞」の最優秀国際作品に輝いた同名漫画が原作。不老不死の肉体を持つ隻眼の剣士・万次(木村)が、剣客集団「逸刀流」に両親を殺された凜(杉咲)に仇討ちを依頼され、用心棒として復しゅうの戦いに身を投じる姿を、壮絶なアクションを交えて描いた。

木村は「それぞれのファンのなかに“正解”がある原作の世界観を、自分たちは立体化するんです」と述べたうえで、「特殊メイクで片目を塞いで刀傷をつけ、白黒の着流しと素足に履き物。それが自分が万次としても、木村拓哉としても、現場に居られる条件でした」と覚悟を語る。木村の口ぶりは謙虚なものだが、言葉の端々から今作にかける強い思いと、細部にまで“魂”を注いだことが感じ取れる。

撮影現場は寒風が吹きすさび、気温はひと桁台。そんななか薄い生地の着流し一丁、かつ特殊メイクを落とすまで右目を開けられない状態で10数時間も居続けることは、過酷そのものだっただろう。しかし木村は「だって、万次がそうだから」と事もなげに言い切る。三池監督は「ひとつひとつに全力なんです。毎日朝の5時30分くらいから片目になり、夜中まで撮影というと、芝居どころではなく普通は発狂しますよ。それを押さえ込んでいる。立ち回りだって、片目だから距離感がつかめない。危なくて無理だと思ったんだけど、『メイクで潰していないと、人間だから動くと目が開いちゃう』と言うんです」と説明し、その姿勢に「すごいなと。あり得ないですよ。ズタズタになりながらやっている。そこに驚きですね。素晴らしいと思います」と感嘆の言葉を並べた。

木村拓哉の相手役」へのプレッシャーはあったかと聞くと、杉咲は「誰かの相手役だからとか、ヒロインだからとか、三池監督だからとか、そういうことへの不安や緊張はありませんでした」とまっすぐな眼差しで話す。「背負っている過去が凛のすべて。それをどう大事にできるかが、一番不安でした。ずっと万次さんと対面していますので、初めて会うシーンから、万次さんを信じることを大事にしていました」。凛と同化し、復しゅうの旅で経験する苦悩や喜びすべてを体現すること以外は、頭の隅に追いやったようだ。ここにも、作品への真摯な心意気がうかがえる。

初参加となった三池組の雰囲気にも多大な刺激を受け、芝居への原動力にしていたという。「スタッフもキャストも皆さん本当にすごいから、その姿を見ているだけで『負けたくない』と悔しくなるんです。頑張ろうと思い、現場に立ちました」と食らいついた日々を追想すると、木村も大きく頷いた。

そして木村は、三池監督をはじめスタッフ陣に全幅の信頼を寄せる。万次が約300人の剣士と対峙するクライマックスシーンを振り返り、「ひと言、監督が説明するんです。『あくまでも殺し合い。その趣で本番を迎えて』と。そのワードが出たときに、自分とまったく同じ感覚の人がいてくれると感じ、ドキドキしたし嬉しかった」と目を細める。万次の型にはまらないアクションは大きな見どころとなるだけに、「万次は自分が殺めた者の武器を使います。数々の武器を手にしているときは、それを持つ意味を考えながらやっています。映像では2秒ないくらいのところも、アクションチームと『バッと出た武器がこれの場合、身のこなし方はこうなりませんか』と会話しています」と明かした。

無限の住人」は、2017年4月29日から全国公開。

(映画.com速報)

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