東北ずん子の「バーチャル添い寝プロジェクト」目標を上回る350万円の支援額を達成
2016年11月4日 23:30
[映画.com ニュース] スマートフォン向けアプリなどを制作するエンタップが、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING by T-SITE」で出資を募っていたVR(仮想現実)コンテンツのプロジェクト「究極の2次元添い寝を作りたい! バーチャル添い寝プロジェクト with 東北ずん子」の支援金額が、目標を大きく上回る350万円となったことがわかった。
「東北ずん子」は、SSS合同会社が東北復興を目的に誕生したキャラクターコンテンツ。キャラクターデザインを江戸村ににこ、キャストを「氷菓」「ご注文はうさぎですか?」の佐藤聡美が務め、小説やボーカロイド、3Dモデルなど多方面で展開。東北6県に本社を置く企業であれば手続きを必要とせずに無償の商用利用が可能となっている。また、文化庁主催の若手アニメーター育成事業「あにめたまご2017」では、東北ずん子を題材としたアニメ「ずんだホライズン」が制作されることが決定している。
同プロジェクトは、音が頭の動きに合わせて聞こえるバーチャルバイノーラルシステムを搭載し、Live2D Euqlidで作成された東北ずん子との添い寝を体験できるというもの。コンテンツはスマートフォンのほか、Oculus VR、HTC Viveなどの各ハイクオリティVRデバイスにも対応。2017年度の完成を目指し製作中で、無償公開される予定となっている。なお、通常のモデルのほか、制服バージョンモデルの配布も決定している。