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雨宮塔子氏「ハドソン川の奇跡」イベントでキャスター復帰の真意を明かす

2016年9月12日 13:30

巨匠監督の新作に刺激を受けた様子の雨宮氏「ハドソン川の奇跡」

巨匠監督の新作に刺激を受けた様子の雨宮氏
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[映画.com ニュース] ニュースキャスターとして復帰し、現在TBS系列の報道番組「NEWS23」でメインキャスターを務めている雨宮塔子氏が9月11日、クリント・イーストウッド監督最新作「ハドソン川の奇跡」の試写会イベントに出席。日本と欧米の違いや、映画の軸でもある“決断”についてトークを展開した。

2009年にニューヨークで起こった、突然のエンジントラブルによる旅客機の緊急着陸事件を映画化。乗員乗客155名の誰ひとり死なせることなくハドソン川に機体を着水させ、国民的英雄となったサリー機長(トム・ハンクス)が一転、容疑者となり、「不時着する以外に選択肢はなかったのか?」と国家運輸安全委員会に追及されるさま、機長を支える家族のドラマが描かれる。

長年暮らしたフランスから帰国後、これが初のイベント出席となる雨宮氏。観客とともに映画を鑑賞したが、「クリント・イーストウッドにやられました! 好きな監督ですが、“らしい”作品。スポットライトを浴びがちな部分とは違うところを見ているなと思いました」と、イーストウッド監督の着想の秀逸さについて触れた。

フランス生活が長かったこともあり、ヨーロッパ、日本、アメリカの家族関係の違いも気になったようで、機長と遠く離れた妻(ローラ・リニー)の電話のやり取りで、妻が遠慮なくこれからの生活などについて問いただすシーンに触れ、「日本人なら旦那の気持ちを考え、感情をストレートには伝えないかもしれないけど、(映画では)自分の気持ちを前面に出してる。フランスで目にしたようなシーンがたくさんありました(笑)」と話した。

トラブル発生から208秒でサリー機長はハドソン川への不時着を決断するが、雨宮は「40年のキャリアにおける経験値があっての判断。決断は瞬間ではなく、どう生きてきたかが出るもの」と持論を述べる。その上で、帰国して日本でキャスター復帰するという自らの決断について「フランスで17年生きてきた延長線上にある。日本にずっといたら、なかった決断かな?」と明かし、「(フランスに)子どもを置いてきましたが、(そばに)いたら気にしちゃうし、不器用なので、両方とも中途半端になる。子どもたちが残ることを選んでくれました。前の夫や(彼の)いまの奥さんが(面倒を)見てくれていて、信頼しつつ『どうしてるかな?』『ちゃんとやってる?』と言いたくなるけど、そこはドーンと任せて、(仕事を)受けたからには全力で!という気持ちです」と心境を語った。

ハドソン川の奇跡」は9月9日(現地時間)に全米公開され、週末3日間で約3550万ドルの興行収入を記録。週末興収ランキングでNo.1デビューを果たしている。9月24日より日本公開。

(映画.com速報)

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